2009年10月31日土曜日

秋の日雑感

 今日も心地良い秋の一日であった。朝から長女の学校公開に参加。昔は「授業参観」と言ったものだが、最近は「学校公開」と言うらしい。「授業参観」はオメカシしたお母さんがある特定の授業だけ見学しに来たものである。その時間だけはみんな借りてきたネコみたいに大人しく良い子で授業を受けていたように記憶している。

 だが、「学校公開」は文字通り「学校を自由に見てください」というスタイル。いつ行って帰っても自由である。適当に行こうなどと考えていたら、「普段接触が少ないのだから沢山見てあげたら」と、妻に尻を蹴飛ばされて1時間目から行くことに。そうしたら見事に一番乗り。

 おかげさまでたっぷり午前中4時間も見学できてしまった。おまけに妻が帰ったあとの4時間目には親も先生に自己紹介させられてしまった。子供たちも先生の話を聞いたり、おしゃべりしたりと実に「のびのびと」授業を受けている。休み時間には気さくに話しかけてくる(教室では知らないおじさんに話しかけてもいいらしい)。

 自分が小学校3年の時はどんなだっただろう。あんまり思い出せない。今の娘たちと同じようでもあり、また違うようでもある。まあ楽しく過ごしてくれればいいのであるが、確実に子供の成長を感じるものである。

 ラグビーの普及策の一環らしいが、ニュージーランドのオールブラックスとオーストラリアのワラビーズが来日し、今日定期戦を行った。結果は予想通りオールブラックスの勝利。心情的にはワラビーズ(小型カンガルーのワラビーからのネーミングだ)の応援をしていたのだが、やっぱり順位(世界1位と3位の)通りの結果となってしまった。

 それでも世界最高峰の試合はさすがである。高度なプレーを何気なくやっている。ラグビーの試合はボールを巡って選手が入り乱れる。相手の人数・位置・自分の位置・味方の位置・グラウンドでの位置などの状況を瞬間的に判断し、プレーをする。そうして動いた状況にあわせて他のプレーヤーも動く。なんでそんなところにいるのだというところに選手が走りこんでくる、それを見過ごさずパスをする、それに反応して相手もタックルにくる。普通ならそんなところに走りこんでこないし、来たとしても咄嗟に反応してパスなどできないし、出来たとしても相手はタックルになどいけないのではないか、そんなレベルなのだ。

 昔、大学№1のW大学と試合をした(相手はレギュラーだ)。手も足もでないとはこういう事かと思わせられる完敗だった。そんなW大学も社会人チームには勝てなかったし、日本中の総力を結集してもワールドカップでは勝てない。世界最高峰の実力ってどんなものなのか。190センチ、100キロを越える体格もざらなだけにそれはそれは凄いのだろう。10年後のワールドカップ日本大会ではどんな試合が観られるのだろう。

 季節ははやくも11月。少しずつ寒くなって行く。そんな中で大学・社会人ラグビーは今が最盛期。我が母校の大学も今年はどんな成績を残せるだろうか。熱い戦いを見守りたいと思うのである・・・


【本日の読書】
なし
    
    

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