2024年7月7日日曜日

2024夏の日雑感

 週末は例年の酷暑がやってきた。そんな酷暑でもシニアラグビーの練習はある。自分の事は棚に上げて、みんなよく参加するよなと呆れてしまう。世間では「危険な暑さ」と言われているが、そんな炎天下の中でのラグビーの練習に汗をながす。学生時代はこの時期シーズンオフで、高校の時はそんなものがなかっただけに喜んだものである。なのに学生より体力の劣るシニアでこの時期にラグビーをやるというのもどうなのかという気もする。おまけに来週は公式戦の試合が組まれている。

 それはそうと、過酷な練習をするわけでもなく、みんな頻繁に水分補給しながらやっている。高校時代は水を飲ませてもらえなかったから、今から考えると酷いものである。水分補給しながら、濡らしたタオルで頭から顔、首と拭っては次の練習に移る。時折、吹いてくる風になんとも言えぬ涼を感じる。立っていても汗が流れるような炎天下で、ちょっとした風が心地よく感じられる。どんな状況でもいい事はあるという暗示のようでもある。練習後の冷たいシャワーに幸せ感を得られる。

 一夜明けて本日は東京都知事選。炎天下でも投票には行く。今回は小池さんにも蓮舫さんにも投票する気はしない。第三の候補となると、個人的には元航空幕僚長か元安芸高田市長かと迷うところ。最後まで迷ったが、名前を書く段階で、もう一度候補者リストを見てみたが、数が多過ぎて探すのが面倒になる。やっぱり誰もが立候補できることは大事だと思うが、だからこそ真剣に市長を目指す人だけが立候補すべきではないかと思う。そのあたりは自由を与えられている方が持つべきモラルではないかと思うのである。

 その足で実家に向かう。週末1日は実家に行き、家事の手伝いである。トイレ掃除や床掃除。昼と夜の食事。母もよる年波には勝てず、だいぶ家事能力が衰えている。特に料理の気力が衰え、昭和男子の私がレシピと睨めっこして見様見真似で作った食事でも「豪華だ」と喜んでくれる。冷凍食品など1週間分の買い出しも行う。まだ自立して生活できているからいいが、介護となったらどうなるのだろうとよく思う。そしてそれは27年後の自分の姿なのだろうかと。

 父は耳が遠くなり、したがってテレビの音量も大きい。同じ部屋にいると猛烈なストレスを感じる。テレビのバラエティ番組はもともと好きではないが、音量を高くして聴くと害悪にしか感じられない。「テレビを見ていてバカになる」ような気が本当にしてくる。悪いとは思いつつ、音量を下げてもらったが、27年後の自分はどのような老後を過ごしているだろうかと思う。たぶん、PCに向かっている時間が長くなってはいるだろう。このブログもたぶん続けているだろうと思う。今のこの文章を読み直してどう感じるだろうか。

 8月には親戚会をやる事にした。親世代も数が少なくなってきたので、存命のうちにみんなで集まろうという企画である。我々は従兄弟同士の仲が良い。それは子供の自分に望月の母方の実家に集まり、みんなで遊んだ経験が大きい。だが、みんなそれぞれの都合があって、日程と場所の調整に難航している。「やりたい」という気持ちになってくれれば、調整も容易いと思うのだが、なかなか壁は厚い。こういう幹事役はもっとも苦手としている自分であるが、親のためにもやり切ろうと思う。

 暑い夏だが、夏だから暑い。それを嘆いていても仕方がない。冷夏で冷害に悩む事態よりは遥かにいいだろうと思う。どうせすぐに涼しくなって寒くなる。ならば今のうちに炎天下すら楽しもうと思う。そう思えば、わずかな風にも涼を感じられる。酷暑にあってもわずかな風に涼を感じられる、そんな自分でありたいと改めて思うのである・・・


joanna090によるPixabayからの画像

【本日の読書】
射精道 (光文社新書) - 今井 伸  心はあなたのもとに (村上龍電子本製作所) - 村上 龍




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