2010年7月10日土曜日

夏はプール

梅雨の合間に思いがけなく晴れ渡った今日、思い立って子供たちをプールに連れて行った。
休みの日は子供たちと積極的に遊ぶように意識しているのだが、まあ今のところは二人とも喜んでついてくるから誘い甲斐もあるというものである。

何せ急に思い立った由の事、向かった先は石神井プール。
ちょっと距離はあるが、自転車で行ける区民プールである。
この天気だからか結構混んでいた。

こういうプールのいいところは、安くて気兼ねないというところだろう。
悪いところは何の変哲もないプール(50×25メートルと幼児用プール)があるだけなのと、来ているのはファミリーか子供たちばかりだから、「目の保養」には不向きであるところだろう。
ファミリーといってもやっぱり「パパと子供」の組み合わせが多かった。

何の変哲もないとはいえ、プールはプール。
暑い日差しに程よく冷たい水は心地良い。
二人とも水泳を習わせているので水は怖がらない。
5歳の長男もクロールを披露してくれた。
ダイナミックな彼のクロールは、知らない人が見たらたぶん溺れていると勘違いすると思うのだが、楽しくて必死な様子が微笑ましい。

そう言えば、事故と思われていた子供が、実は友達に川に突き落とされていたというニュースを見たが、やっぱり泳げるという事は大事だとつくづく思う。
泳げないというから面白がって突き飛ばしたのかもしれないし、そうでなくても、突き飛ばされても泳げたら何の事はない。ちょっとそんな事を考えてしまった。

自分自身振り返ってみても、小学校の時に2年間ほど水泳を習っていたが、やっぱり泳げると夏は楽しみも増えるし、いざとなった時も違うだろう。事件で亡くなった子には気の毒だが、ご両親はそういうところに感心てなかったのかなぁとついつい思ってしまった。

自慢なのだが、私は運動神経は良かったし、したがって2年間水泳の基礎を学んだ事はすぐ発展させられた。水泳大会なんかでも活躍できた方だ。もちろん、水泳部のように専門的にやっているやつにはかなわなかったが、それ以外にはそうそう負けていなかった。それに年頃になって、女の子とプールに行こうとなった時に困る事もなかった。

プールでは、最近はラッシュガードなるものを着用する事にしている。
昔だったら、自慢のボディを隠すなんてと考えただろうが、さすがに最近はメタボリックボディとなってしまったので、隠すところは隠し、かろうじて残っている筋肉を誤魔化しながら強調したいところだ。それにはラッシュガードは非常に有効だと気がついたのだ。
「魔法のブラ」に引き寄せられる女性の心理がよくわかる。
海岸に打ち寄せられたトドみたいなお父さんを横目に、まだまだ人目を意識する可愛い私である。

帰り道にあるマックで長女はサンデー、長男はマックシェイクで遅めのおやつタイム。
家までの道のりでは自転車の後ろに乗った長男は、早々に船を漕ぎだす。
健康的な一日だった。もうじき夏休み。
休みを心待ちにしている今時分がけっこう好きだ。
季節折々を楽しんでいきたいと思うのである・・・


【本日の読書】
「子殺し」金沢克彦

【昨日の漫画】
「マネーの拳⑥」三田紀房
「猛き黄金の国③」本宮ひろし
   

     

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