2011年9月6日火曜日

性教育

私もよく知っている中学3年生の男の子が、付き合っていた同級生の彼女を妊娠させてしまった。まあ今のご時世だし、別に不思議な事ではないのかもしれない。
その子は別に不良というわけではない。
むしろ学業ではクラスでトップグループに入り、スポーツでは中学2年時より上級生に交じって大会に出場するなど文武両道を極め、担任の先生からは「文句のつけようがない」と絶賛されていたほどだと言うから、ごく普通の少年だ。

何年か前の事、長女が高校生になったら直接性教育をしようと考えていると友人に語ったところ、「それでは遅い」とあっさり言われてしまった。
「そうかなぁ」とその時は思った。
その昔、「3年B組金八先生」で中学生の妊娠の話をやっていた。
観ていなかったので詳しくは知らないが、「所詮ドラマの話」と遠いところの話と考えていた。それが身近なすぐそばの現実問題となって表れてきた。

本当は直接その子と話ができればいいと思う。
避妊の知識はなかったのか、あっても大丈夫と思ったのか、ただ単に避妊具が買えなかったのか、どういう状況だったのかよく聞いてみたい。
今はちょっとパソコンで検索すれば、大人の映像は簡単に観る事ができる。
そういう「攻めの知識」はいくらでも手に入る。
しかし、避妊という「守りの知識」は案外おろそかかもしれない。
あるいはビデオの男優のようにやれば大丈夫と思っていて失敗したのだろうか・・・

我が子に対する性教育は、面と向かってきっちりやろうと考えている。
もはや以前のような婚前交渉に対する罪悪感などないだろう。
「するな」という事を説いても意味はなく、「どうやってするべきか」という方法論をきちんと教えないといけないと思う。
我が家は男の子と女の子と両方いるから、それぞれに応じてやらないといけない。
我が身を振り返ってみて、どうやってそういう知識を身につけたのか思い出そうとしたが、もう忘れてしまった。 だけどいずれ自然にわかると問題を避けるのはよくないだろう。
やっぱりきちんと知識のある者から教える必要はあると思う。

生まれて初めてコンドームを買いに行った時はかなり緊張した。
夜中にこっそりと家を抜けだし、あらかじめ目をつけていた、家よりちょっと離れた薬局の横の自動販売機まで買いに行ったのだ。
あたりを見回し、満を持してコインを投入したら、大きなブザーとともにケースが出てきて、販売機に悪態をつきながら慌てて取り出して一目散に家に帰った。
高校生ですらそうだったのだから、中学生の彼にはひょっとしたら買う勇気がなかったのかもしれない。

私自身は初体験の時もその後も、(あまりもてなかったせいか数は多くない)きちんと避妊だけはしてきた。
我が子たちにもその部分だけはきちんとしてもらいたいと思う。

相手の女の子の親との話し合いがどうなったかは、聞くのも憚られるところだが、どちらの立場にしても良いものではないだろう。
でもそれはやっぱり親の責任なのだろう。
日本ではそういう話はタブー扱いされているところがある。
私も親とそういう話をした事はない。
だがこれからはそうもいくまい。
避けては通れぬ道だと考えている。

ただなぁ、中学3年と言えばもうあと3年半先だ。
今はまだ一緒にお風呂に入る我が娘。
その時どんな風に話すのだろう。
嫌が応でもその時はやってくる。
もっとゆっくり大きくなってほしい、とつくづく思うのである・・・


【本日の読書】

ユダヤ人大富豪の教え ―ふたたびアメリカへ篇
卒業 (講談社文庫)

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