2009年5月20日水曜日

I love Rugby

興味のある人しか知らない話題であるが、今ラグビー界ではアジア5カ国対抗というのが行われている。本場の有名な5カ国対抗(アイルランド、イングランド、ウェールズ、スコットランド、フランス)のアジア版と言えるものだ。レベルこそ遠く及ばないが、アジアでもラグビーを盛り立てていこうという試みだ。

日本は16日に韓国に80-9(前半33-3)で圧勝し、シンガポールとの最終戦を待たずに2年連続2度目の優勝を決めた。野球やサッカーでは強力なライバルである韓国も、ラグビーでは日本にとって屁でもない存在である(とっても気分良く観ていられるのである)。

というかアジアは日本の独断場であり、ワールドカップも従って「出られる、出られない」のレベルではない(常連なのである)ラグビーの世界ランキングでは、日本は95か国中16位。けっこう頑張っているのだ。ちなみに韓国は24位。16位と24位の間で80-9と大差がつく。その下は推して知るべし、である。

そして、「ではトップ10を狙えるか」というと、まず不可能である(今のところは)。トップ10とそれ以下との間にはとてつもなく大きな壁がある。日本人は体格的に欧米人と比べて不利である、というのがその差の大きな理由である。そして、競技人口。ラグビーの国民間での位置づけがまるで違う。野球が日本では大きなステイタスを占めているのと同じで、欧米ではラグビーが大きな存在である。この違いは大きい。

やってみればこれほど面白いスポーツはない。
何せボールを持っている相手に思いっきり体当たりできるスポーツなど、アメフトやオージーボールなどを除くとほとんどないだろう。アメフトはボールプレーヤーが倒されればすぐにプレーが止まるが、ラグビーはくんずほぐれつの中からボールを奪い取ってゲームが連続して続く。華麗なプレーもあれば豪快な激突もある。高校に入ってラグビーと出会った事で、私の人生も大いに満たされた。

それがゆえに、これからも日本のラグビーの発展を願いたいところ。
ただ、懸念すべきは少子化で競技人口が減り続けている事。
人口が減れば国力が衰えるのは、経済でもスポーツでも同じである。
悩ましい問題だ。

来月はU20世界ラグビー選手権(20歳以下の選手による大会)が日本で開催される。
ラグビー協会もチケットをばら撒いて動員を図っている。
少しでもラグビーを盛り上げようという表れだ。
草の根ファンとして、できる事はやっていきたいと考えている。
まずは息子の洗脳からだ。
じっくりと少しずつ洗脳していくつもりだ。
男の子のいる家庭には、是非ともリアルスポーツとしてお勧めしたいところである・・・

ご参考
世界ランキング
1. ニュージーランド
2. 南アフリカ
3. オーストラリア
4. アイルランド★
5. アルゼンチン
6. イングランド★
7. ウェールズ★
8. フランス
9. フィジー
10. スコットランド★
★:ラグビーの世界ではサッカーと同様、いわゆる「イギリス」は「連合王国」の伝統に従い4カ国に分かれている

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