2012年5月4日金曜日

月島もんじゃツアー

GW前半の3連休は妻と子供たちが風邪でダウン。
後半4連休に復帰したものの、今度は雨。
なかなかうまくいかないものであるが、それでも本日雨の中、娘のリクエストである「月島もんじゃツアー」に家族で繰り出してきた。

月島のもんじゃと言えば、関西人の妻と新婚時代に一度行って以来である。
当時は東京のどこもかしこも珍しかった妻が、東京にあるもんじゃなるものを食べてみたいという事で出掛けて行ったわけである。
何せお好み焼きとたこ焼き文化圏の関西人としては、「東京のもんじゃがなんぼのもんじゃ」と見極めてやろうといったノリであった。

今やその血(食い意地)を色濃く引き継ぐ娘が、月島のもんじゃへ行きたいと言い出した。
実は近所にもんじゃ屋があるのだが、そこのもんじゃを気に入った娘に、本場のもんじゃはもっとおいしいと妻が囁いていたという経緯もある。
雨なら人も少ないかもしれないと、電車を乗り継いで行った。

あらかじめ妻が選び出していた店を何軒か見て回る。
月島のもんじゃストリートも、15年前とは様変わりして、道路を綺麗に舗装し、洒落たアーケードなんかを作っている。
ちょっとした観光地だ。
こういう地域の取り組みはいいと思う。

まず手始めに選んだのが「麦」。
まだ午後4時と早いせいかあまり混んでいない。ここで人気筆頭のスペシャルともちもんじゃを平らげる。
さすが本場の味にみんな満足。

続いて「いろは」。
ここでもそばとベビースター(息子のリクエストだ)の2種類。ちょっと抵抗を感じたが食べてみると意外にいける。

初めの1枚目こそ店員さんに作ってもらったが、2枚目からは子供たちも参加して手早く作る。
サクッと食べて、次の「蔵」へ。


ところがここは大変な行列。
行列=おいしいという方程式を身につけてきた妻からすれば、並ぶのは当然。
幸いベンチもあるし、お腹も適度にふくれているしで待つ事にする。

我々のようなはしご族は少ないようで、中の人たちはじっくり腰を落ち着けて食べている。暇に余せてあたりを観察。
反対側の洋食屋はお客さんもまばらで、マスターらしき人がぼんやりと通りを見つめている。
となりのもんじゃ屋は食べ放題なのだが、半分しか入っていない。
靴屋もあるが、人影はない。
そんな中で「蔵」の前だけ人だかりである。

待つ事1時間半。
7時も過ぎれば夕食時でさすがにあたりに人が増える。
他へ行くべきかと偵察に出た妻が、どこもかしこも「お待ち」だと報告に来る。
さすがにゴールデンタイムはどこも人が溢れているようである。
そうこうするうちに我々もテーブルに着く。
もう他へ行く時間はないとここで食べきる事を子供たちにも宣言。

ここはノーマルなもんじゃも味が濃くておいしい。
妻はクリームタイプを絶賛。
イメージ的にはグラタン的だが、けっこういける。ここで5枚。
息子は早々にリタイアしたが、娘はもう一枚いけると目を輝かせる。
さすがにもうやめよう、代わりにお茶菓子でも買って帰ろうと娘をなだめる。

満腹しての帰り道。
妻が何やら行列を見つけて素早く並ぶ。
よく見れば月島久栄という店で、こだわりの焼きたてメロンパンが自慢らしい。
土産に買うべしとなる。

ちなみに食べ物屋の前に行列とくれば、まず並ぶのが関西人の妻の習性である。
よくビジネスでは素早く実行に移す事を例えて、「構え、撃て、狙え」とするが、行列とみた妻は、「狙え、並べ、買え」ではなく
「並べ、狙え、買え」となるのである。
妻の前に並んでいたどこかの奥様が、妻に話しかけてくる。
「ここおいしいんですか?」
どうやらこの人も、まずは並ぶべしと考えたらしい。

妻と歓談するその奥様に向かって、「お前は関西人か!」と心の中で突っ込みを入れる。
焼きたてのメロンパンは、やはりこだわりの焼きたてをと、一つその場で食べてみる。
やはりこだわりだけあって美味。
ちなみに帰宅してからもう一個食べたが、冷めてもそれなりに美味であった。
「また行きたい!」と嬉しそうな娘。

渋滞の中出掛けていかなくても、これだけ喜んでくれるのだから、まあ良いのかもしれないと親としても嬉しく思う。
また連れて行ってあげるよと、娘に約束した。
「今度は『おしお』か『こんどう』ね、『蔵』ももう一度行かないとね」
後ろで妻が娘にそう囁いていた・・・
    

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