2010年9月20日月曜日

恐竜展

3連休の最終日、我が家は男チームと女チームとに分かれてそれぞれ別行動となった。
男チームは六本木ヒルズへと向かう。5歳の長男と六本木ヒルズはあまりにもマッチしない。
しかし、ここの53階で『恐竜展』をやっているのだから、マッチするもしないもないのである。

5歳の長男は恐竜好き。
まあ男の子は仮面ライダーとかウルトラマンとか恐竜とかが好きなものである。
さらに言えばトミカにプラレールであろう。
連休でもあるし、というわけで大好きな恐竜を見に行くことにしたのである。

我が家からは六本木までは西武池袋線と都営大江戸線とを乗り継いで行く。
長男は先頭車両に乗って前方を見るのが大好きだ。
恐竜展だけがお楽しみではないのである。
しかし、西武線の窓は高く長男の背が届かない。
持ち上げてやらないといけないから結構大変なのだ。
顧客サービスを考えるのならこういうところにも気を配ってほしいと思ってしまう。

一方都営大江戸線は窓が低いから好都合。
もっとも地下鉄で何を見るのだと思うのだが、長男は熱心に見ているから面白いのだろう。
こちらも何気に見ていて面白い事に気がついた。
大江戸線では運転手がほとんど運転しないのである。

西武線では運転手がレバーを動かして加減速を行う。
“電車でGO”の世界だ。
ところが大江戸線ではドアが締まるたとボタンを押すだけ。
その他には何もしている気配がない。
されど電車は加速し、駅に来れば減速して止まる。
自動運行なのだろうかと不思議だった。
傍から見たらやけに熱心に前を見ている親子だと映ったに違いない。

恐竜展自体はまずまずと行ったところ。
六本木ヒルズの53階という事でスペース的な制約もあったせいか、見て回るのに時間はかからなかった。見終わると長男は目ざとく恐竜のフィギアを見つける。
「買って、買って」とダダをこねるならピシャリとはねつけるのだが、「買わないの?」と誘われると思わず苦笑が漏れる。前回のウルトラセブンの時といい、長男の交渉力はなかなか見所があるように思う。

お土産にトリケラトプスとティラノサウルスのフィギアをゲットし、大満足の長男と岐路に着く。
東京ミッドタウンも出来上がってからはまだ見ていない。
見学したいと思ったが、それはまた次の機会だ。

思えば昔からこの六本木というところはどうも馴染めないところだ。
どうにも自分が場違いなところにいるように思えてならない。
独身寮の行事や結婚式の二次会や誘われた飲み会などで随分行っているのだが、その感覚は今もって変わらない。今日も長居せずに帰ってきたのも、子供連れという以外にそういう意識もあったのである。

さて、3連休もお終い。
次の我が家の予定はスカイツリー見学である!
     
   

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