2010年5月8日土曜日

ドライバーズ・マナー

キャンプに行った友人がブログでマナーの悪いキャンパーたちの事を嘆いていた。
そういえば私も最近あちこちでマナーの悪さを感じる事がある。
GWに潮干狩りに行った帰りには、ドライバーのそれに閉口した。
場所が場所なだけにマナーが悪いだけでは済まないケースもあるので、本当に嘆かわしい。

最初はようやくアクアラインの渋滞を抜けだして首都高を走り始めた時の事だ。
そこは左右から来た路線が合流し、また左右に分かれていく地点だった。
私は右の路線から左の路線へ行くべく車線変更をしようとした。
ある車の動きに合わせてウィンカーを出し、その車の後ろに入ろうとした。
ところが、その後ろを走っていた車がスピードを上げて車間をつめてきたのだ。

普通はスピードを維持し入れるところだ。
何せここは左右の路線が合流し分岐していくポイントだ。
多くの車が左に右にと車線変更する。
行く先に合わせた、いわば「不可欠な車線変更」だ。
車間をつめて入れないなどという行為は事故につながりかねない危険な行為だ。

その場は事なきを得たが、憤慨しながら高島平の出口に向かっているところで次の行為だ。
ここは右車線が出口へと繋がっている。
もう次だという事で私も右側の追い越し車線を走っていた。
前後と隣の走行車線も車が多く、私も前の車との車間が少し近い事を気にしながら時速80キロで走行していた。

その時一台の車がうしろにピタッとつけてきた。
車間距離も何もあったものではない。
明らかに煽ってきていた。
普通の場面なら隣に移って通すところだ。
だが私はもうじき出口で降りるし、しかも前の車との車間もそんなにあいていない。
隣の走行車線も同じで無理に車線変更するようなスペースもなかった。
そんな状況は後ろでも十分わかるはず。
腹立たしい限りだった。

極めつけは自宅近く。
いつもの角を左折したら目の前を自転車がよぎった。
幸い減速していたのですぐに止まったが、後ろから猛烈なクラクション。
自転車が見えなかったのかもしれないし、それだけなら腹を立てるほどでもないのだが、そこからすぐの踏み切りで停止したところでその車が後ろでアクセルを空ぶかしして威嚇してきた。
まだ文句が言い足りなかったのだろう。

立て続けなので私も頭にきた。
踏切が開いたが、あえて車を出さなかった。
後ろの車はいったんクラクションを鳴らしてきたが、それを無視して止まっていた。
その間、ほんの10~20秒程度であったと思うのだが、それで十分にこちらの意図は伝わったようで、そのあと徐行したら大人しくついてきてそれ以上何もなかった。

振り返ってみても私が運転が下手で周りに迷惑をかけていたとは思えない。
家族みんなが乗っているし、安全運転は当然だが、周りの車の動きに合わせて流れを維持するようにも心掛けている。なのでこうした行為はよけい腹立たしい。
合流は交互に入る、暗くなり始めたら前後の車のために早目に点灯する、そうしたちょっとした事でさえできていないドライバーはけっこう多い。

狭い国土でこれだけの車社会。
快適に過ごすためにはマナーは必要だ。
今は教習所できちんと教えているのだろうか。
免許の更新時にもマナー講座などもやってほしいものだ。
そんな事をつくづくと考えたのである・・・
(今思い出しても腹立たしい限りである)


【本日の読書】
「パラドックス13」東野圭吾
      
    

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