2011年8月14日日曜日

夏の日雑感2011

ラグビーのワールドカップまで1ヶ月を切った。
サッカーのワールドカップと比べると、その盛り上がりは恐ろしいくらい欠けている。
まあ世間の関心からして仕方がない事ではあるが、個人的にはとても楽しみである。
昨夜、というかもう今朝であるが、ワールドカップに向けての前哨戦であるイタリア戦が行われた。もっと早く気がつけばそれに合わせて寝ておいたのであるが、朝の3時半からのテレビ放送ということもあって、30分で断念した。

メンバーを見てみると、やっぱり外人が多いのが気になる。
15名の先発メンバーのうち6人が外国人だ。
まあうち二人は日本国籍取得者だとしても4人。
リザーブにも4人くらい入っているのはやっぱり多い。
3年日本にいれば代表資格はもらえるし、代表になれば母国の代表にはなれない。
外国人たちもそういう覚悟で日本のジャージを着ているとはいえ、やっぱりなあという気持ちはする。

まあそれはそれとしても、やっぱりレベルの高い試合は何を観ても面白いし、「頑張れ日本代表」という意味合いではなく、ラグビーそのものを楽しみたいと思う。
日本は、オールブラックスやフランス、トンガといった強豪チームのブロックだし、深夜だろうが早朝だろうが観ようと考えている。

毎日とにかく暑い。
今日も入院している母の見舞いに、根津にある日本医大に行ってきた。
頼まれた買い物に病院の外に出ると、すでに夕刻で暑さも一息ついている。
蝉は相変わらず激しく鳴いているものの、少し涼しくなった夕暮れ時のそれは、日中のそれとはちょっと違って聞こえる。日中に聞くのと違って、何となくほっとする気がする。

ぶらぶらとコンビニまでそぞろ歩きを楽しむ。
大通りよりも一歩入った住宅街を歩く方が好きである。
知らない人の知らない家が立ち並ぶ。
そうした家々を、どんな人が住んでいるのか想像しながら歩くのが結構好きである。

一歩裏手は結構な住宅が目に着く。
サラリーマンの家ではない。
自営業か会社経営者だろうな、と思いつつ眺める。
やがて一軒の家が目につく。
真ん中で二つに分かれている二世帯住宅だ。

同じ名字なのに一方には「弁護士」の文字が入っている。
「法律事務所」の看板はないので自宅で開業している様子はなく、これだけの豪邸だからきっとどこかに事務所を構えているのだろうと思う。
ならばわざわざ表札に「弁護士」の文字を入れる必要はないだろうと思うのだが、本人の自分の職業に対する誇りなのかもしれないなと思う。面白いものである。
私も表札に入れようかな、「銀行員」と・・・

知らない街並みを眺めつつ病院に戻れば途端に汗が噴き出す。
やっぱり東京の夏に風流という言葉は見当たらない。
夜遅くなっても蝉はガンガン鳴いている。
もっとも彼らも限られた時間の中で精一杯なのだから、そんな蝉の声も今のうちに楽しんでおこうと思う。

もう間もなくすれば、鈴虫系の虫の鳴き声が聞こえてくるだろう。
半年前、コートの襟を立てて朝の通勤路を駅に向かって歩いていた時、「もう半年もすればここを汗を拭き拭き歩くのだろう」と考えていた。早くそうならないかな、とも。
いざそうなれば、もう少したてば涼しくなるだろうし、半年後にはまたコートの襟を立てて、背中を丸めて駅に向かっているのだろうと考えている。

「夏が来ると冬が良いと言う、冬になると夏が良いと言う、忙しいと暇になりたいと言い、暇になると忙しい方がいいと言う・・・」
野村監督の本に紹介されていた言葉だが、まさにそんな風に思う。
そんな事を考えるから、あっという間に時間だけが過ぎて行くのかもしれない。
今この瞬間を楽しんでおかないと、何だかもったいない気がする。

8月もあと半分。
暑い暑いと思うものの、この暑い夏を今年も十分に楽しまないといけないなと思う。
蝉の鳴き声もリアルタイムのBGMとして、楽しんでおこうと思うのである・・・



【本日の読書】
「壬生義士伝(上)」浅田次郎




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