2011年4月23日土曜日

キャンディーズ

元キャンディーズの田中好子さん死亡というニュースが駆け巡った。
年齢的にもそんな事が考えられるわけはなく、私も例にもれずショックだった。
なんでもキャンディーズのCDに注文が殺到しているらしいし、中高年の元ファンも数多くいるのだろう。かく言う私もその一人だ。

ちょうど小学校の高学年から中学にかけての頃だった。
いわゆる『アイドル』に夢中になったのは、キャンディーズが最初だ。
キャンディーズが載っている雑誌を買ったり、ポスターなどのグッズを集めたが、それらは今でも実家のどこかに眠っているはずだ。サイン入りのハンカチは、いまでもタンスのハンカチ入れの底に未使用のまま置いてある。

当時は年齢的にもコンサートに行ったりするところまではいかなかった。
だからもっぱらテレビで声援を送っていたクチだ。
特にドリフの「8時だよ、全員集合!」は、キャンディーズも常連だったので一石二鳥で観ていたものである。というかひょっとしたらこの番組を観ていてファンになったのかもしれない。

小学校の中学年くらいまでは西城秀樹が好きだったのだが、年齢が上がり私の目も異性へと向いて、その先にキャンディーズがあったのかもしれない。3人の織りなすハーモニーは耳触りが良く、母親などは顔をしかめていたが、今でも聞いて違和感はない。最近はYoutubeで昔の映像を見られるので、キャンディーズも時折見る中に入っていたのである。

好きな曲を3つ選べと言われたら、「哀愁のシンフォニー」、「アンドゥトロワ」、「やさしい悪魔」だろうか。どちらかと言うと、前期の元気な歌よりも後期のちょっと大人びた雰囲気の歌が私の好みだ。のちに映画「結婚しようよ」を観ていて初めて知ったのだが、「アンドゥトロワ」、「やさしい悪魔」は吉田拓郎の曲であるから、納得である。

引退した日は、当時恒例行事だった長野県の御代田にある従兄弟の家に遊びに行っていた。
ニュースでさよならコンサートの様子を見て、行けなかったのが本当に残念だったのを覚えている。のちにやっぱり大好きだったアントニオ猪木が、キャンディーズとおなじ4月4日に引退した時には、自分にとって少なからぬ因縁を感じたものである。

キャンディーズではやっぱりランちゃんのファンだったが、今ならミキが一番好みのタイプかもしれない。彼女がメインの「わな」も実は名曲だと思う。
解散後に一番活躍していたのはやっぱりスーなのだろう。
スーというよりも田中好子の方が今ではしっくりくる。

キャンディーズ以降、いわゆるアイドルに夢中になることもなくなった。
ピンク・レディーは始めから興味なかったし、松田聖子や中森明菜も時々のヒット曲には惹かれたがそれだけだ。そういう意味では、最初で最後のアイドルだったと言える。

小学校5年の長女は今、嵐に夢中である。
家族で出掛ける車の中のBGMはほとんど嵐だし、下敷きなどのグッズも大事にしている。
そんな姿を見ていると、自分自身もたぶん同じだったのだろうと思い、そんな気持ちを大事にしてあげたいと思う。

だんだんとノスタルジーに浸ることが増えていく気がする。
年齢を経ていけばそれもしかたあるまい。
そうした一つ一つを大事にしたい。
キャンディーズは間違いなくそんな一つなのである・・・


        

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