2008年12月14日日曜日

漫画の効能Ⅱ

漫画は今や世界的にも日本のものは有名だ。
日本製品といえばずっと優秀な工業製品ばかりであったが、最近はゲームや漫画も立派に世界の一流品だ。
世の親たちの認識はどうであろうとそれは動かせない事実だ。

例えばメジャーで大成功しているイチローや松坂は、小学生の頃から野球選手を夢見て練習していたらしい。
小学生の頃から、「将来プロ野球の選手になりたい」と言って外で泥んこになっている子供に対して、顔をしかめる親は少ないだろう。
だが、「将来漫画家になりたい」と言って朝から漫画ばかり読んでいたら、その子は何と言われるだろう?
野球の例で考えれば、今や世界に誇る日本のカルチャーである漫画の世界で成功するためにはそのぐらい必要かもしれないのに、だ。

もし本当に成功したら、その人はサラリーマンでは絶対に手にする事のできない富や名声を手にする事ができるかもしれない。イチローや松坂のように、である。であれば小学生から毎日漫画ばっかり読んでいたって、ひょっとしたらそれは良い事なのかもしれない。でもたぶんそんな考え方をする親はほとんどいない気がする。

まだまだ漫画は認知されていないという事だ。
自分の子供たちもいずれもう少し大きくなったら漫画を読み始めるだろう。
そしたら何を読んでいるのか、まずはじっくり見てみたい。
そしてどんなところが好きなのか、読んでどう思うのか話をしてみたい。
さらに自分でも漫画を読み続けて、いい漫画があったら「これを読め」と言ってやれるようになりたい。

今だったら何だろう?
さしずめ、「バガボンド」とか「医龍」とか「リアル」なんかもいいかもしれない。
今からリストでも作っておこうかと思うのである・・・

★ 表紙は「バガボンド」
変わったタイトルだが英語で"vagabond"=漂流者という意味らしい。
宮本武蔵と佐々木小次郎の物語だ。
面白くてけっこうハマっている。
著者はあの「スラムダンク」の井上雄彦。
「スラムダンク」も大興奮のバスケ漫画でこれもお勧めだ。
手に汗握る展開は一見の価値ありだ。
    
     

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