2020年1月16日木曜日

ダイエットは簡単

 「ダイエット」と「英会話」、一見何の関係もなさそうな2つであるが、実はある。それは「みんなやりたいと思っているのになかなかできない」ということである。両者とも次から次へと、いろいろなメソッドが現れては消えていく。どうしてそうなのだろうかと考えれば、それは両者とも「一朝一夕ではできない」というところが大きい。なかなか「続かないの」である。できるまでやればいいが、そこまでの根気が続かず辞めてしまう。だからできない。

 英語はともかく、ダイエットなんか実に簡単である。通信販売でやっているような脚を開いたり、倒れても跳ね返るような腹筋をしたりする器具なんてまったく必要ない。そもそも体重なんて、入るエネルギーより出るエネルギーが多ければ減るのは当たり前。ならば入るのを減らし、出るのを増やすだけでいい。実に簡単である。具体的には食べるのを控えて、運動すればいいだけ(たべるのを控えなくてもそれ以上に運動すればいいだけ)である。

 ではなぜ次から次へといろいろなメソッドが出てくるのかと言えば、それはそれらが効果のないメソッドなどというわけではなく(むしろみんな効果はあると思う)、ただ「続かない」だけである。なにせ人間生きている限り食べ続けなければならないわけで、それに対して、運動なんてしなくても生きていけるわけである。最初は頑張っても、やがてやめてしまう。すると、元に戻り、しばらくするとまた別のメソッドに頼るということを繰り返すわけである。

 なぜ続かないかと言えば、それはもう「意志の力」としか言いようがない。意志があれば続けられるし、続ければ効果は得られる。なければどんな効果的なメソッドを試そうが無駄である。そう言ってしまえば身も蓋もないが、その通りなので仕方がない。そういう私は、自分で言うのもなんだが、何事であれ続けるのは得意である。強靭な意志があるというわけでもないが(まぁ意志は固い方だとは思う)、一度決めたらそれをやり抜くことはできる方である。だから、「続かない」なんて言う声を聞いても「なんで?」と思えてならない。もっとも、続けられる「工夫」は必要かもしれない。

 自分でもなぜ続けられるのかと言えば、続けられる工夫をしているからだと思う。それは「期間限定」と「無理なくやれる」という工夫である。まだ若かりし銀行員時代、3か月間現場を離れて大阪へ研修に行ったことがあった。5時に終わって仲間と飲みに行く日々ですっかり体がなまり、これではいけないと少しシェイプアップすることにした。具体的には朝早起きして30分くらい走り、朝食はリンゴ1個にした。3か月間の研修期間のうち、最後の1か月間そうした。毎日ずっとだととてもできないが、東京へ帰るまでの1か月と考えたから苦にならずにできたのである。

「無理なくやれる」は文字通り。たとえば今も家に帰ると腕立てやスクワット、腹筋という軽い運動を自らに課している。基本的に平日4日間であり、サッとできるのでもう10年以上ずっと続けている。仕事で必要なため取得した宅建やマンション管理士の勉強は、「週10時間(平日1時間、休日2.5時間)」と決めて行った。平日1時間なら無理なくできたのである。昔から一夜漬けは苦手な性分であることもあり、無理なくやれる範囲で長く続けるのはまったく苦にならない。意志だけではなく、そういう工夫もあると続けられる。
 
 ダイエットではライザップがCMで目につく。本当にあんなに痩せるのだろうかと思うも、内容を聞けば納得する。一番の決め手はパーソナルトレーナーが寄り添うことだろう。トレーニングや食事制限は普通だが、問題は「実行力」。それをトレーナーが細かくサポートしているようであり、だからこそ続けられると言える。「誰かと一緒にやる」というのも続ける工夫の一つだと思う。そのライザップがダイエットでの成功を糧に、「英語」に参入したのも当然の流れだろうと思う。1人でできれば誰かと一緒にやる必要もないが、できない人ならこういう仕組みを頼るのも一つの方法だろう。

 個人的には、ダイエットをしようとは思わないが、するとしたら簡単にできると思う。期間限定でキッチリ絞り、あとは無理なく増やさない工夫をすればいいだけ。だから通販で器具を買ったのに3日で放置している妻の行動は片腹痛いだけである。こんな簡単なことができないなんてと思うだけであるが、そういう人が多いからこそ市場も育つのだろうし、それで経済が成り立つのならそれもいいのだろうと思う。次はどんなダイエットメソッドが登場するのだろうか。これからも傍で見て楽しみたいと思うのである・・・


Michal JarmolukによるPixabayからの画像 

【本日の読書】
 





0 件のコメント:

コメントを投稿