2012年4月6日金曜日

入学式

ようやく桜も見頃となってきた感があるが、今日は長男の小学校の入学式。
私も仕事を休んで参加。
真新しいランドセルを背負った我が子と、娘の通う小学校へと向かう。
つい先日娘の入学式だったような気もするが、その娘は早や6年生。
ちょっと会わないでいると、親戚や知り合いの子供たちがあっという間に大きくなっているが、そんな月日の流れを実感する。

娘の時と同様、体育館での入学式。
ざっと見渡すと、新入生の親の4割はお父さん。
自分もそうであるが、けっこう父親の参加率が高い。
私の父は、それこそ先日母に言われまくっていたが、学校へなど来た事がなかった。
たぶん、「そんな事」で仕事を休むなんてという雰囲気もあったと思うが、今は堂々と休む理由になる。子供からすれば両親が揃って来るのが当たり前の感覚になるのだろうが、個人的には良い時代の雰囲気だと思う。

体育館内には日の丸が掲げられ、国歌斉唱もきちんとある。
歌う声はちょっと小さかったが、まあそれはご愛嬌。
国家や国旗に反対するのが平和への道と考える、不心得かつ不勉強な輩がいないのがありがたい。

来賓の紹介があったが、近所の幼稚園の園長先生(長男が通っていた幼稚園の園長さんももちろん来ていた)や町内会の会長やら民生委員やらPTAの役員やらで、近所で会うような人たちばかりなのが地元の小学校のいいところだ。
クラスごとに集合写真を撮ったあと、各教室に入ってのオリエンテーリング。

長男は3組。101人の新入生は全部で3クラス。
学年によっては転校で人数が減って4クラスが3クラスになっている。
微妙な人数差でクラスの数が変わる。
それによって先生の数も変わるわけで、そうした微差は臨時採用の教員で調整しているらしいとも聞く。先生にとっても子供の数は無視できない問題なのだろう。

最後に先生から子供たちに宿題が出された。
近所にある桜を見つけて月曜日に先生に教えるというもの。
東大が提唱した秋入学が小学校にまで波及したら、こんな宿題もなくなるだろう。
桜の木の下で迎える入学式。
日本のもっともあるべき風景だと思うが、多少の不都合はあったとしても日本オリジナルの原風景に誇りを持ってほしいものである。

すべて終わって帰宅。
たまたま今日は長男の誕生日。
入学式の次はお誕生日会。
実家の両親も招いてケーキを囲む。
7本のろうそくを吹き消す長男。
これからどんな学校生活を過ごしていくのだろう。

長い道のりになるが、しっかり歩んでいってほしいと思うのである・・・

   
    

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