2011年7月17日日曜日

選抜都立高校大会

連日の夏日のこの日、大岡山の東工大グラウンドで、選抜都立高校ラグビー大会が行われた。この大会は今年2回目。少子化とともに部員減少に危機感を覚えた国立大学が、協賛で大会を主催し、都立高校を招待して行われたものである。

最近は東京にある国立大学もグラウンドの人工芝化を進めている。
東大、一橋大、東工大、人工芝ではないが立派なグラウンドの海洋大などが、グラウンドを提供し、普段使う事のない良い環境で試合をしてもらおうという試みである。
高校生からしても、そうしたグラウンドで試合をするのは良い経験だろう。
羨ましい限りである。

高校生のラグビー人口も減っている。春季大会の予選では、34校が部員不足から単独で出場できずに、同じような環境の高校と合同チームを作って参加している有り様。15人いない環境でもよくラグビーを続けているなと感心する。たかだか予選の一回戦から試合の結果が一般紙に載るという恵まれた環境にある野球とは雲泥の差である。天の邪鬼な私としては、例え母校であっても高校野球など応援できない所以である(とは言ってもサッカーと違って野球そのものは大好きである)。

さて久しぶりに、というか今のメンバーでは初めて見た母校のチーム。2試合で都立の国立高校と対戦。強豪筑波大学でラグビーをやっていた先生が、顧問で指導してくれているだけあってしっかりしたプレーをする。たぶん、私が現役の頃のチームが試合をしたら歯が立たないだろう。一人一人の力はちょっと物足りなさを感じたが、随所で練習していると思わせられるチームプレーを見せてくれた。

炎天下にも関わらず、相手チームはかなり父母の応援団が来ていて、黄色い歓声を上げていた。ラグビーも実はシンプルなスポーツ。相手のゴールまでボールを持っていって置くだけである。その間、ボールを前に投げてはいけない、前に落としてもいけないというルールだけ覚えていれば、流れは掴める。試合はスクラムで始め、外に出れば投げ入れるのはサッカーと同じだ。細かい反則など、レフリーを見ているだけで「反則があったな」とわかるし、それで十分なのだ。野球だって「インフィールドフライ」と言われてもわからない人は多いだろう。

応援に来ていれば慣れてくるから、それなりにわかってくる。盛り上がるところでは歓声も上がるし、みんな必死に応援している。慣れた目で見れば、細かいプレーの良し悪し、練習している具合や、個々のセンスなども見て取れる。息遣いや滴り落ちる汗なども見えるから、体力の消耗度もわかるし、目の前で見るのはやっぱり迫力があって面白い。良いプレーがあると、思わず唸ってしまうし・・・

この時期だからか、「ウォーターブレイク」も途中で入り、さすがに高校生の体力に配慮している。東工大の学生さんたちも水を撒いてくれたりして、運営に協力してくれている。この中から、大学に進学してもラグビー部の門を叩いてくれる子たちがいれば、嬉しい限りだ。私以降、大学のラグビー部には、高校のラグビー部の後輩は一人も入っていない。何とか続いて欲しいものである。

一緒に観戦していた先輩から、母校ジャージの携帯ストラップを見せつけられた。欲しいと言ったら手持ちのストックから600円で売ってくれた。こんなのに喜ぶのもOBならではだ。試合はトライ数では4本ずつで同じだったが、ゴールの差(2点×4本)で母校が勝った。それはそれでいいのだが、しかし後輩たちの試合を見るとやっぱり出てきてしまう「やりたい気持ち」。今一度、「本気モード」で試合に出たいなぁと帰りの道中で強烈に思ったのである・・・


【本日の読書】
 







     

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