2013年12月19日木曜日

娘の誕生日

今日は娘の13回目の誕生日。
娘が生まれたのは、20世紀最後の年、西暦2000年。
したがって、西暦の下二けたがそのまま年齢となる。
わかりやすくて良い。

初めての我が子。
何となく男よりも女の子の方がいいなと思っていた。
そして思い通り生まれてきた我が娘。
初めて抱いた時は、落としそうで怖かった。
夜泣きをした時など、妻よりも私が抱いた時の方が泣きやむ事が多かった。
今となっては懐かしい。

娘が生まれてしばらくは、ずっと我が子が一番可愛いと思っていた。
親バカではなく、客観的に見てそうだと思っていた。
小学校に入ってしばらくまでは、他所のどの子を見ても、我が子より可愛いと思える子は稀だった。
そのうち、だんだん娘よりも可愛い子を見かけるようになり、中学一年になった今では、“普通”レベルになってしまった。
そうは言ってもやっぱりそこは我が子。可愛い事には変わりない。

そんな娘は、特に仕向けたわけではないのだが、勉強については「好き」と言ってよくしている。
テストも5教科の平均はいつも90点以上。
前回の試験でも学年3位内に入ったらしい。
中学受験は地元都立の中高一貫校に落ちてしまったものの、そのあとは大したものだと思う。

そんな我が子の勉強に対し、気をつけている事は、自分自身の経験から来る事。
私も娘ほどではないが、そこそこの成績を納めていたが、特に世の中の常識的な事についてよく親から注意された。
「勉強ばかりできたってそういう事ができなければダメなんだぞ」と決めゼリフのように言われたものだが、それが何より嫌だった。

今から思えば親の言いたい事はよくわかるが、言われた方は、「じゃあそういう事がわかれば勉強なんてしなくて良いんだな、ならそれを勉強するから学校のテストは0点でも文句を言わないでくれ」と反発したものである。
そんなわけで娘には、「勉強はよくやっているからそれでいいけど、もう一つ平行して・・・」と伝えるようにしている。
反面教師として、我が父には感謝しているところだ。

実際、世の中勉強は大事だが、それだけでは片手落ち。
やっぱり人とのコミュニケーションがもう一つの柱だ。
私自身もこれで随分と苦労したし、今でも母親と妻との間で苦労している。
これがそこそこスムーズにできたら、まずまずの人生を歩めるのではないかと思う。

将来はどうなるのだろう。
やっぱり誰かと結婚してほしいし、子供も産んでほしい。
かと言ってこれからの世の中、専業主婦はどうだろう。
本人が望むのなら別だが、仕事を持てるならその方が良いと思う。
結婚相手には、協力的な人を選ばないといけない。

もはや自分には何もできないだろうし、それを前提に自立型に育つようにしたいと思ってこれまでやってきた。
男だって何人か付き合ってみないと、良い悪いの目は養えない気がする。
家に連れてくれば、男の目から見た品評をしてあげてもいいと思うが、それを娘が望むかどうかわからない。

今は、色気よりも完全に食い気。
鏡の前に長時間向かうなんて事はないし、先日家族で行ったしゃぶしゃぶ食べ放題では、家族で一番食べていた。
今は妻もうらやむ細身だからいいが、将来太り出したらその時は真剣に注意しようと思う。

もはや抱っこなどできなくなってしまったが、その存在自体が私の生きる支えとも言える。
妻に冷たくされるたびに、「離婚」の文字が脳裏をよぎるが、それを打ち消してくれるのが娘とそして息子だ。
「子はかすがい」とは良く言ったものである。

もうそろそろパパの前で服を脱ぐのはやめてもいいような気がするが、どうだろう。
ちょっと前まで嵐に夢中になっていたが、今は関ジャニに変わったらしい。
目の前には開けた未来が広がっている。
喜怒哀楽をいろいろ経験していくのだろう。
その都度、経験談を語ってあげられたらいいなと思う。

娘が成長していく後姿を、いつまでも見ていたいと思うのである・・・

【本日の読書】

  
   

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