2012年7月19日木曜日

ツイッター

フェイスブックとほぼ同時に登録したツイッター。
まあ取りあえずやってみようと一歩を踏み出したわけである。
ところが、いざ呟こうとしても、どうも勝手がよくない。
そもそもツイッターの場合、フォローしていないとその人の呟きは拾えない。
逆に言えばフォローされていないと呟いても聞いてもらえない。
つまりそれはトイレで独り言を言っているようなものではないかと思ったのである。

それでも取りあえずは知り合いからフォロー。
なるほど、日々の些細な出来事をつぶやいていて、それを読むのはそれなりに面白い。
そのうち有名人のつぶやきが目につくようになる。
ツイッターはクリック一つで簡単にフォローできる。
フェイスブックは友達にならないとダメだから、有名人なんて基本的に無理だろう。
(相手の設定によっては見る事だけはできる)

そんな感じで目についた有名人をフォローし始める。
橋下徹、猪瀬直樹、竹中平蔵、蓮舫、河野太郎、松田浩太、中田宏、福島みずほ・・・
やはり政治家が多くなるのは、個人の嗜好を反映しているのかもしれない。
孫正義、藤田晋、三木谷浩史、Bill Gatesといった経営者もいるが、正直言ってあまり面白くない。田中将大、ダルビッシュ、浜崎あゆみ、田原総一郎などは、勢いでフォローしたが、これも今一。居酒屋社長に高成田享。友人知人はやっぱり顔が見えるせいか、しっかり読ませていただいている。

基本的にこれは政治家向きかもしれないと感じる。
とくに橋下さんのはマメに読んでいるが、論点が明確でわかりやすい。
難を言えばツイッターは字数制限があるため、主張がコマ切れとなる。
新しい呟きが上に来るから、自然と結論から読む事になる。
遡って読み返すのがちょっと大変だ。
だが、普段何しているかわからない政治家も、こうしたツイッターを見ると、こんな事をしているのか、考えているのかとわかるのがいい。

変わり種は元航空幕僚長の田母神俊雄氏だろう。
この人は侵略戦争否定論文で有名になった人だが、その主張はその後もまったくブレていない。「日本核武装論」なんかも展開しているから、普通の人が聞いたら危険分子としか見ないだろう。だけど、よくよくその真意を聞けば、賛否は別として非常に筋が通っている。
ある意味我々日本人は「戦争と平和」論においては、一定の考え方に呪縛されているから、こういうモノの見方に触れて考えてみるのはいい思考トレーニングになると思う。

自ら呟くのはやっぱり反応がわかるフェイスブックの方が面白い。
だが、しっかりとした意見をきっちり読めるのはツイッターだ。
両方とも毎日アクセスしているが、当分はこういう「使い分け」が良さそうだと思う。
それにしても、そんな事やあんな事で、ますます時間が足りなくなっていく日々が恨めしいのである・・・


【本日の読書】

『小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ』平川克美
『ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門』木村尚義




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