2011年12月18日日曜日

長女の誕生日2011

12月は長女の誕生月。
毎年誕生日に一番近い日曜日に誕生日会をやっている。
今年はそれが今日であった。

ケーキを食べ、プレゼントをあげ、夕食は長女が好きなものをリクエストというのが例年のパターン。今年は去年に続いて「焼肉」であった。長女は曽祖母から伝わる食いしん坊の女系の血筋で、物心ついた頃からずっと食べる事に対する関心は強い。

さてその焼肉であるが、去年に続いて行ったのは西武池袋線富士見台にある「牛蔵」。
美味しい肉がリーズナブルに食べられるという事で、知る人ぞ知る店である。
土日は当日昼に行って予約しないと入れない。
12時の受け付け開始にあわせて10時半に行くと、すでに30人くらい待っている。
去年より激しい。

焼肉屋はどこにでもある。
「美味しい」と形容詞をつけると、数は減るがそれでもたくさんある。
そこにさらに「安くて」とつけると、我が家の界隈ではここぐらいで、その結果の大人気なのである。これだけのにぎわいだからたぶん儲かっているのだろうし、なぜ他所ができないのか、ここだけがどうしてこういう経営戦略が取れるのか、とっても興味深い。

並んで約2時間後に予約を終える。
早く行ったつもりだったが、希望の時間からは外れて夜の8時台の時間になってしまった。
明日も小学校と幼稚園がある子供にはちと辛い。

その足で池袋に向かい、予約していた誕生日のケーキを受け取る。
「ボン+ボンヌアニバーサリー」というところ。
月に1度はこの池袋西武の地下で、会社帰りにスイーツをお土産に買って帰るのだが、ちょっとここは見落としていた。「今年は見てくれ重視」という妻の発案だ。

実家の母親を招いてお誕生日会。
今年一年実家との関係改善を模索し続けて来たが、まだまだうまくいっていない。
両親の思いと妻の思い。
双方それぞれの考え方は理解できるのだが、なかなかうまく橋渡しができない。
双方に欠けているのは「寛容」。
積み上げては崩れるの繰り返し。
気分はすっかりシーシュポスである。

そんな事を露知らぬ長女。
双方の祖父母、叔母、そして我々親からプレゼントをもらいご満悦。
クリスマスもあって、この時期プレゼントが積み上がる。
1年中で一番幸せな月だと思う。

長女が生まれて11年。
長女の誕生日は我々夫婦が親になった記念日でもある。
あの頃と比べると、妻とのコミュニケーションも薄れてきている。
まあそれは追々解消していくとして、これからも子供たちは日々成長していく。
一緒にお風呂に入れるのも、あとどのくらいだろう。

これから大人になっていき、いずれは親元を離れていくのだろうが、大人になって過去を振り返った時に、そこに家族との楽しい思い出がたくさんあれば何よりだ。誕生日のようなイベントは尚更だし、今日という一日がその1ページとなればと思う。年に一度の誕生日。
楽しい一日を過ごしてもらいたいと思うのである・・・


【本日の読書】

真相 (双葉文庫) - 横山秀夫





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