2010年3月15日月曜日

スキー1

 週末に家族でスキーに行った。子供ができてからスキーに行くのは初めての事。私自身、実に10年振りのスキーであった。

 10年前はと言えば、シーズン中の関越自動車道はスキー渋滞が日常茶飯事。関越周辺のスキー場は土日は激混み。リフトに乗るのも30分待ちというのも珍しくなかった。リフトに並ぶ列で、板を3センチずつ動かして進んで行かなければならない侘しさに閉口していたものである。

 もっとも結婚してからは、東北方面に大倉山スキー場という穴場のスキー場を見つけ、主にそこばかりに行っていた。距離こそ遠いが、渋滞でノロノロ行っても時間的には変わらない。であれば、リフト待ちなく心ゆくまで滑れる方が気分がいい。あそこには何度通っただろう・・・

 ところが、訪れた六日町スキー場(越後湯沢からローカル線で20分ほど)は、実にゆったりのんびり。いや、最近はどこもそうらしい。リフト待ちなど皆無なのである。昼食もお昼の30分ほどのピーク時を避ければゆったりと食べられる。ただ高くてまずいところは昔のままだ・・・

 板も昔は「身長+20センチ」と言っていたのだが、今は「身長-10センチ」くらいで、しかも幅広。だが、かえって板はコントロールしやすい感じがして良かったと思う。埃を叩いて持っていったウェアーは明らかに「年代モノ」であったが、どうせ回りはみんな他人だし、まあ気にしないで滑っていた。10年という月日の差をあらためて感じてしまった。

 生まれて初めてスキーをする我が家の子供たち。二人ともスクールに放り込んだ。キッズスクールに入った長男などは、他に受講者がいなくて、インストラクターのお姉さんとマンツーマン。実に羨ましい限りであった。そのおかげで二人ともボーゲンで滑れるようになった。

 10年ぶりのスキーであちこち筋肉痛になるのではないかと危惧していたが、(実際、最後は膝が笑っていた)これがなんともない。平日帰宅後のスクワットの成果かもしれない。ただ日焼けして赤くなった鼻の頭だけが、何とも間が抜けていて玉に瑕だ。

 今回は往復新幹線を利用したが、心地良い疲労感の中でビールも飲めたし、新幹線も悪くない。また行きたいと子供たちにも好評であった。また来シーズンも行ってもいいだろう。ただ今度は車で行きたいと言う人がいる。我が家の筆頭運転手としてはその点だけが微妙な気分なのである・・・


【本日の読書】
「8つの鍵」ロイス・クルーガー
「関東大震災~朝鮮人虐殺の真実」工藤美代子
                
   
      

0 件のコメント:

コメントを投稿