2009年6月26日金曜日

ファラ・フォーセット

 なんだかマイケル・ジャクソンのニュースに隠れてしまった感があるが、ファラ・フォーセットの死亡のニュースを目にした。ついおとといぐらいにライアン・オニールにプロポーズされたとかのニュースが出ていたのに、立て続けでちょっと驚いた。
 
 ファラ・フォーセットと言えば、チャーリーズ・エンジェルで一世を風靡した美女である(当時はファラ・フォーセット・メジャーズだった)
その昔は大好きで、ポスターなど持っていた記憶がある。
享年62歳だと聞いて驚いたが、夢中になっていた頃はもう30年以上前なので、よくよく考えてみれば不思議ではない。
スクリーンアイドルは年を取らないので、そんな印象を受けるのだ。

 チャーリーズ・エンジェル以降はぱっとしなかったためか、そのうち熱も醒めてしまった。「サンバーン」「シャレード79」という出演映画も観に行ったが、内容の薄い映画だった気がする。どちらもにっこり微笑んでいればいいような映画だったからかもしれない。

 本場CNNのニュースタイトルもFarrah Fawcett, sex symbol and actress, dies であった。
Actressの前にsex symbolと見なされていたわけである。
はじめからそれだけの才能しかなかったのか、それとも世間がそれだけしか見てくれなかったのか。
個人的には後者だったと思いたい。

 夢中になっていた頃は(たぶん中学生くらいだ)、まだ裏も表もわかるわけもなく、ただただ容姿の異様なまでの美しさに惹かれていたのだ。
私にとっては、引退したキャンディーズに代わる「憧れの的」だった気もする。
あの頃のコレクションのいくつかは、まだ実家の押入れの奥底に眠っていると思う。

 でもチャーリーズ・エンジェルは面白かったなぁ。
今観たら違う印象を持つのだろうか。
CNNのサイトはマイケル・ジャクソン一色だ。
知名度からして仕方がないのかもしれないが、個人的にはその扱いの違いに寂しいものを感じる。

 今アメリカではドラマ全盛の感がある。
いろいろなシリーズが矢継ぎ早に輸入されている。
ファラももう少し遅く生まれて、現代のテレビドラマシリーズに出演していたら、あるいはもっと違う魅力を見せていてくれたかもしれないのではないだろうか。
一つの時代の終わりをまたもや感じさせるニュースである・・・
    
    

0 件のコメント:

コメントを投稿