2008年11月27日木曜日

ものの見方考え方

   
本を読んだりした時に心に留まった言葉を手帳に書き溜めている。
時々それらをパラパラとめくってみたりしているのだが、今日その中の一つに目が行った。
「自宅にいながらお金持ちになる方法」という本の中の言葉だ。

「二人の囚人が監獄の窓から夜空を見上げた。
一人は薄汚れた鉄格子を、もう一人は輝く星を見た」

いわゆる成功本だからこの言葉の意味するところは、
「目の前の困難(鉄格子)にとらわれている者は成功者にはなれない、困難にあっても目標(星)をしっかりと見据える事が重要だ」
というものだった。

それはそれで否定するつもりはないし、確かにその通りだ。
だが別の考え方もできる。
「目の前の現実を考えないで夢ばかり追っている」と定義すれば、これは否定の言葉となる。

ではそのような見方は後ろ向きかと言えばそうではない。
目標は目標で大事であるが、囚人にとっては目の前の鉄格子がすべてであり、これを突破しなければいかなる望みも叶えられない。
そう考えた場合、常に目の前の薄汚れた鉄格子に目をやるべきなのだ。
星ばかり見ている人間は一生手の届かない夜空を見上げて終わる事になる。

まあ理屈をこねても仕方がない。
どちらも真理である。
バランスよく交互に見るのがいいのではないだろうか。
果たして自分はきちんと星を見ているか?
鉄格子もきちんと見ているか?
自問自答しながら星を目指したいと思うのである・・・



     

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