2012年8月21日火曜日

川越水上公園

 夏休みは交代で取る我が職場。例年は競争の少ない7月に夏休みを取っていたが、今年は仕事の都合で7月に取れなくなり、この時期に取る事になった。と言っても、受験生を抱える我が家は旅行にも行けず、この夏はもっぱら日帰りレジャーである。

 そんな夏休み初日。子供たちのリクエストは「プール!」。と言ってもサマーランドや豊島園や昭和記念公園など周辺はもう何度か行っている。たまには違うところ、と考えて探したのが“川越水上公園”。実は近所でも“御用達”の所にしている人が意外に多かったのである。

 関越自動車道の川越インターから降りて程なく。なんと我が家からは30分で行けてしまう事が判明。サマーランドや昭和記念公園よりも、時間的にはずっと近い。しかも大人700円に子供200円、ファミリーチケット(大人2名・子供2名)だと1,600円と懐にも優しい。

 肝心のプールは、流れるプールに波のプール、ウォータースライダー3種に50メートルプールにその他プール、我が家には関係のない幼児用プール×2も加えるとかなりバラエティーに富んでいる。さらに飛び込み用プールまであって、なかなかである。

まだまだ夏の太陽と青空と雲を眺めつつ、浮輪につかまって流れるプールで流されているのはなかなかの気分。と言っても子供たちがあまり放っておいてくれず、長時間脱力放心とまではいかない。

縦50メートルの競泳用のプールを見つけると、娘は相変わらず「競争しよう」と言ってくる。まだまだ余裕で、いいよと受ける。クロールでスタートし、25メートル付近までは娘のスピードに合わせて加減していたが、25メートル付近を過ぎてから体が動かなくなってくる。


 最後は他の人に阻まれてしまったが、まともに50メートルで競争したらやばいと感じる。己の体力もここまで落ちていたのかと、愕然とする。娘はそのあと、一人で続けて3往復ぐらいして涼しい顔をしていたが、やはり体力で負けるというのは気分的な衝撃は大きい。ラッシュガードでたるんだ体は隠せても、衰えた体力は隠しようがない。

変わったところでは飛び込み用のプールだ。水面から1メートルくらいなのだが、園の中の船の形をした建物の中に水深3.5メートルのプールがあるのだ。

度胸試しに小学校1年の息子に挑戦させる。結構意気地なしなのだが、何とかなだめすかしてやらせる。ハラハラしていたのは親の方で、当人はあっさり飛び込むと足などまったくつかないプールを20メートルほど泳いで上がって来た。大人でもビビって足から飛び込んでいたから、まぁ大したものだとホメておいた。

お盆の時期は過ぎているし、割と空いているのではないかと期待していたが、やっぱり学生が多いようだった。高校生あるいは、大学生くらいのグループが結構目についた。友達同士、あるいはカップルでといずれでも楽しめるのだろうと思う。そんな若者たちの姿を見ながら、自分の過去の経験を思い出してみたりもした。

閉園時間の5時まできっちりと遊び倒す。子供たちはまだまだ遊びたそうだったが、閉園時間ではどうしようもない。また連れて来てあげると約束をして帰路についた。帰ってきて気がつけば赤ら顔。そう言えば日焼け対策をまったくしていなかった。まともに水面上で露出していた腕と顔が真っ赤っか。あとあと尾を引きそうである。

それにしても、やっぱりもう少し運動しないといけない。わかってはいるものの、ついつい「時間がない」と言い訳しているが、そろそろ何とかしないといけないかもしれないと、改めて考えさせられた一日であった・・・


【本日の読書】
新月譚 (文春文庫 ぬ 1-7) - 貫井 徳郎







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