先日妻とも話をしたのだが、子供の頃は30度と言えば猛暑だったような記憶がある。30度越えが大きな山だったような記憶があるのだが、今は35度、36度は珍しくなくなっている。事実、今日は群馬で37度だったらしい。これも温暖化の影響なのだろうか。暦の上では秋だと言われても、何を言ってるんだという感じだ。
しかし、場所によっては事情は違う。北海道は極端にしても、東京からほんの2時間ほどの長野県でもだいぶ事情は異なる。子供の頃、よく長野県は御代田の従兄の家に遊びに行っていた。そこではお盆が過ぎてしまうと、主要なイベントも終わり、すっかり寂しい雰囲気が漂ってくる。地元の学校の夏休みも20日頃までだし、朝晩はすっかり涼しくなってくる。
従兄の夏休みの終わりとともに、秋の空気を身にまとって上野駅のホームに降り立つと、むっとするような熱気に、文字通り残っている夏を感じたものである。暑いとは言っても、もう蝉も鳴いていないし、鳴いているのはコオロギたちだし、虫たちは一足先に秋を楽しんでいるかのようである。
考えてみれば、いつも夏は短いような気がする。梅雨が明けるのが7月中頃だとすると、正味1ヶ月程度だろうか。その前後は、暑いとは言ってもプールに入るような事はないから、やっぱり1ヶ月だろう。まあそのくらいでちょうどいいのかもしれない。
さて、8月も明日で終わり。来年の夏休みはできたらまた海外旅行へ行きたいと考えているが、どうだろうか。そしてそのあとは9月。9月は9月で、また味わいがある。そろそろ果物の中で最も好きな幸水が店頭に出回っているし、さんまのおいしい季節でもある。それ以外にも食べモノがおいしい季節と言うのは、それだけで楽しいものだ。
我が家では、この週末に、一夏受験勉強を頑張った長女の慰労を兼ねてビュッフェへ行く予定である。たぶん、この日は妻も口癖の「明日からダイエット」を連呼しながら食べるのだろう。この頃は過ぎゆく一瞬一瞬が凄く貴重に思えている。
9月は9月で一日、一日を楽しみたいと思うのである・・・
【本日の読書】
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