次の日は確実に休みという身分は本当にありがたい。
そんな心地良さに流されていてはいけないのであるが、我が職場は毎週金曜日はカジュアルデー。そんな制度も金曜日の心地良さに拍車をかけている。
例年だと6月1日からクールビズが始るのであるが、今年は予定が繰り上げられ来週から。
通常のカジュアルデーと組み合わせて、実質的には昨日からスタートとなった。
まだそんなに暑くはないが、やはりネクタイがないのはありがたい。
本番になればネクタイがなくても大変だが、今年はさらに節電で大変かもしれない。
今一番悩ましいのは職場の冷蔵庫の使用停止だ。
例年だとペットボトルのアイスコーヒーを持ち込み、製氷機から取り出した氷を入れて食後のコーヒーを楽しんでいた。缶コーヒーの味が好きになれない私としては、今年はそれが出来ないのが今から悩ましい。何かうまい方法はないものか、模索している。
夜は久々に友人と飲みに行く。
店を予約しようと夕方電話をしたが、どこもかしこも予約が一杯。
飲食店は景気が悪いというのは、銀座だと当てはまらないのかもしれない。
ぐるなびのサイトを片っ端から当たり、ようやく銀座から外れた新橋で場所を確保した。
しかし今は便利になった。ぐるなびのサイトの事だ。
無数の飲食店が掲載されていて、選ぶのに事欠かない。
昔はどうしていたのだろうと考えてみるも、いつも「行き当たりばったり」の私としてはどうしたもこうしたもなく、行き当たりばったりだったのだから関係ない。
手痛い大失敗もしたくせに、今も懲りていない。
しかし、昨日のような場合は、やっぱり検索サイトはありがたい。
こうした検索サイトにしてみれば、登録店舗が多ければ多いほど、訪れる人も多くなるから、タダでも掲載したいだろう。一方検索の結果、選ばれるのは上位に掲載された店舗だ。
そうすると店舗側としては、どうせなら上位表示を希望する。
その方が利用者が増えるのは想像に難くない。
そうなると高い掲載料を払っても上位に載せてくれとなる。
検索する人、される店、検索の場を提供するサイト、それぞれのニーズがうまくブレンドされた良いビジネスモデルだと思う。
ほろ酔い気分で0時過ぎの西武線に乗る。
これがラッシュ並みの満員電車。
みんなそれぞれ一週間の仕事の疲れを癒してきたのだろう。
避難生活を送る人たちが大勢いる中で、こうした生活をしているのは申し訳ない気がするが、こうした消費活動が日本経済の活力を維持しているのだからまあ良いのかもしれない。
生きるか死ぬかと考えず、毎日帰る家がきちんとあるのはありがたい。
人生は平凡な毎日の積み重ね。
できるだけ平凡で平和な毎日をたくさん過ごしたいものである・・・
【昨日の読書】
「もっといい会社 もっといい人生」チャールズ・ハンディ
「野球の神様がくれたもの」桑田真澄
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