GWが始まった。
私の場合、暦通りの出勤なので本日は飛び石の初日という事になる。家族そろって出かけた先は、国立科学博物館。だいぶ昔に行った記憶があるが、ほとんど忘れている。フーコーの振り子があった事だけが記憶に残っている程度だ。最近5歳の長男が恐竜にハマっていて、それじゃあ化石の実物でも見せてやるかと行く事にしたのだ。
上野駅から歩いてすぐ。中に入るといきなりフーコーの振り子があった。前の日に娘に説明しておいたが、果たしてどれくらい理解していたのだろう。ちょうどガイドツアーがスタートするところで、便乗して1時間くらい案内してもらう。日本館では日本にかかわる事柄。地球館では地球に関する事柄という具合に分かれている。
興味深かったのは、日本とイギリスとニュージーランドとの比較。同じような島国であるが、大陸とより長く地続きだった事と、緯度の微妙な差異により何と我が国の動植物は他の2国に比べて圧倒的な種類を誇っているという事だった。鮮やかな四季といい、改めて我が国は恵まれた環境にあったようである。
縄文・弥生時代の人々の暮らしぶり、江戸時代の巧妙な時計にからくり人形、ゼロ戦などの展示物は大人であっても楽しめる。特に縄文・弥生時代の暮らしぶりには、娘はかなり心に残ったようである。「車もなかったんだよね~」という発言には、今度は江戸東京博物館にでも連れて行こうかなという気にさせられた。
長男お楽しみの恐竜コーナー。これまで図鑑でしかお目にかかっていなかった恐竜の化石を目の前にして、やっぱりその大きさに圧倒されたようである。「この家と同じくらい」と言ったところで、やっぱりそこは幼稚園児の想像力。実際に目にするのとは大違い。
大好きなテイラノサウルスの大きさは圧巻だったようである。「目の前に現れたらどうする?」と聞いたところ、「逃げる」と答えた。そりゃそうだよな、この大きさだもんなぁと思う。以前は恐竜絶滅の原因は諸説あったと思うのだが、今は隕石説に統一されたのか、ほぼこの説明に終始していたのが印象的だった。
1階下がるとそこにはもっと歴史を下って哺乳類の歴史となる。ナウマンゾウやマンモスなんかにも子どもたちは興味を引かれたようである。そして人類の歴史。地球の歴史からすると、一瞬なのであるが、人類の歴史もなかなかだ。リアルな人類の模型たちが展示されている。もっとも子どもたちは「おち○○んが見えてる!」とそっちにしか興味がいかなかったみたいだが・・・
閉館までたっぷりいたら、すっかり疲れてしまった。明日は仕事だから頑張らないといけない。そのあと5日間。休むんだか疲れるんだかよくわからないが、奥様の機嫌を損ねないよう気を配りながら楽しく過ごしたいと思うのである・・・
【本日の読書】
なし
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