夏休みと言えば東京では8月一杯というのが一般的だが、我が家ではそれは幼稚園に通う長男だけの話である。娘の小学校は25日から始まる。
その昔、 御代田に住む従兄と議論した事がある。
御代田は夏休みが25日頃までだった。
向こうは東京よりも涼しいからだ。
「東京の学校の方が休みが長くていい」と主張したら、彼は「その代わりこっちは冬休みが長いし、“田植え休み”や“稲刈り休み”がある」と反論してきた。
トータルでは同じくらいだったが、今の娘だとその議論は成り立たないかもしれない。
なんで短くなったかというと、悪名高いゆとり教育から脱却し、授業日数を増やすにあたって他の日程では調整つかなかったらしい。もっとも周辺の学校の対応はまちまちで、一日あたりの授業数を増やす事で従来通り9月からにしている学校もあるようだ。なんでも校長の裁量判断らしいが、やっぱり8月一杯休みたいだろうなと個人的には思う。
そんな最後の日曜日、子供たちと近所の区民プールに行って来た。
そのプールも開催は今月いっぱいらしいので今年はこれでお終いである。
泳ぐというよりも「浸かっている」という表現の方が正しいのだが、それでも疲れてしまった。
娘もいつのまにかダイナミックなクロールで泳ぐようになっていた。
5歳の長男も少しずつ上手に泳ぐようになっている。
来年はどのくらい進歩しているだろう・・・
昨日から毎年恒例の社会人向け勉強会が始まった。
母校の財団法人が主体となったもので、今年が5年目。
最初の年に受講生として参加し、2年目からは世話役としてお手伝いさせていただいている。最初の講義は毎年恒例の「自分が源泉」という講座だ。
「すべての結果は自分が創っているという立場を取る」という考え方の実践で、とかくうまくいかない事を、他人や外部の責任にしがちな我々であるが、それを「原因は自分にある」と考えることで、まずは心のあり方から変えて行こうという趣旨のものだ。
事実は一つだが、それをどう解釈するかは我々自身にかかっている。この考え方を取り入れて、私も日々穏やかに前向きに暮らしていられるような気がする。
講座では「エゴグラム」という性格診断も取り入れて、参加者も楽しみながら学べる。
性格診断のようなものは誰でも興味あるだろうし、結果があたっていたりすると妙に納得したりもする。エリック・バーンという精神科医によって提唱された「交流分析」が元になっているのだが、参加者もワイワイと楽しんでいた。
今年もこれから月に一回のペースで半年間続いていく。
私も学べるので毎年大きな「役得」だと思ってお手伝いさせていただいている。
仕事以外にこうした活動があるのもいい刺激だ。
自分自身楽しみながら、受講生にも満足していただけるようやっていきたいと思う。
窓を開ければ、蝉の声がいつのまにか涼しげな虫たちの声に変わっている。
もう9月。
早いものである・・・
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