たまたまネットを見ていたら、【浮気しやすい男性なのか確かめたい!「浮気したことある?」と聞かれたとき、浮気経験のある男性の返答9パターン】という記事を目にした。非常に面白いと思う。浮気とか不倫とかはよく芸能人が槍玉に上がっているが、我々一般人にも無縁なわけはない。「文化」とは言わないが、これは尽きることのない人類の永遠の問題であるような気がする。
その記事によれば、男性の返答9パターンは下記の通り。
その記事によれば、男性の返答9パターンは下記の通り。
1. 「そんな経験ないよー」と軽く返し、後は聞かれたこと以外答えない
2. 「ないよ。常に彼女は3、4人いるけどねー」と冗談で返す
3. 「ない!」と力強く言い切る
4. 「どこからが浮気なのかな?」と話題をすり替える
5. 「昔はそんなこともあったけど、今はないかな」と変化を強調する
6. 「俺ってそんな風に見える?」と逆に問いかける
7. 「浮気って言うほどのものはないかなぁ」と言葉を曖昧に濁す
8. 浮気経験を認めつつも、「でも最後の一線は越えられなかった」と付け加えてフォローする
9. 「過去に一度だけ。でもすごく後悔したので二度としたくない」とマジメに語る
なるほど、である。
なるほど、である。
ここでなぜ「男性」なのかも面白い(まぁ記事が女性向けだからというのは置いておく)。それは「男」の方が圧倒的に浮気しやすいからだろう。その事実は「種の保存」からも当然の理屈である。つまり、種として雄は自分の遺伝子をより広く広めようとする。となると、同時に複数の雌に分身をバラまくことが効率的であるが、雌の方は一度に相手は1人だけである。どうしてもその相手に妊娠期間中自分を守らせようとする。それが互いに理に適うわけである。つまり、浮気は男のDNAに刻まれた本能と言える。
この浮気に対する捉え方も、したがって男と女では捉え方が異なる。つまり、男にとっては「(男の)浮気=善」であり、女にとっては「(男の)浮気=悪」である。男同士の間では、若い女性、あるいは美女と浮気しているとなればその男の株は上がり羨望の眼差しを集めるが、女からすれば「最低男」となってしまう。男同士では「奥さんあるいは彼女一筋」は特に自慢にはならないが、女性からはその誠実さを持って賞賛を浴びることになる。
であるから、男から「浮気をしたことがあるか?」と問われた場合、あれば当然「ある!」と力強く答えるし、なくとも「まぁそれなりに」と見栄を張って答えることになる。逆に女性から聞かれれば、賢い男なら当然あっても「ない」と答える傾向になるわけである。その心中に渦巻くのは、肉食系の食欲と嘘をついてはいけないという良心と男ならではの見栄であろうか。そう考えると、先の9つの回答も面白いと思う。
肉食系の食欲が強い男は、当然「ない」と断言する。上記「3」のパターンだ。本当になければ恥じらいもあるし見栄坊も出てくるからから、「1」になるだろう。「1」はまた「ある」が良心と戦っているパターンでもある。見栄坊が強くなれば「2」だろう。食欲もそうだがつまらない見栄を捨てられないのである。食欲と良心とが葛藤しているのが、「4」以下だろう。それぞれの心中をのぞいてみればなんとなく心の声が聞こえてきそうである。
「4」:「どこからが浮気なのかな?」→ (女性はなかなかセックスとは言い難いし、その言葉を意識させるだけでも次の展開に期待できるぞ!)
「5」:「昔はそんなこともあったけど、今はないかな」→(「昨日何してたの? そんな《昔》のことは忘れたよ」って映画『カサブランカ』でボギーも言ってたしな・・・)
「6」:「俺ってそんな風に見える?」→ (話題の展開によってはいい雰囲気に持っていけるかもしれないな!)
「7」:「浮気って言うほどのものはないかなぁ」→(俺っていつもその時は「本気」だからね)
「8」:(『最後の一線』って奥さんと別れて一緒になるってことだよね?)
「9」:(でも君となら後悔しなくて済むかも)
ただし、「8」と「9」は下心がないパターンもあると思う。
【本日の読書】
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