2013年1月6日日曜日

我が家の子供たち

この年末年始は何と9連休だった。
無事にお正月を迎えられる上に、長く休む事もできて、つくづくありがたいと思う。
娘は受験勉強に勤しむ毎日。
塾も積極的に居残りをしている。

そんな娘に妻は厳しい。
今朝も娘は、今ハマっている「踊る大捜査線」の録画(最初のTVシリーズ)を観ようと6時半に早起き。終わってから朝の勉強。ところが妻は、そんな娘に厳しく言う。
「TV観るために早起きなんて・・・受験が終わってからにしなさい!」

合否に不安な妻は、事あるごとにこんな調子。妻の言い分もわからないでもない。しかし、普段だったら娘は8時まで寝ているところ。それをTV観たさに早起きする努力は認めてあげないといけない。8時に起きてそれから顔を洗って準備して勉強するのと、TVを観て終わって7時半から勉強するのとどっちが良いのか、考えるまでもないのだが、妻にはその判断もつかなくなっている。

かつて受験生がいる家では、「すべった」とか「落ちた」とかは禁句だといったものがあった。非常に滑稽だと思っていたのだが、それくらいピリピリしていたのだろう。だけどそうしなければ受からないというものでもない。まだ小学生だという事を考えれば、もっと考えてあげないといけない。私はと言えば、眠い目をこすりながら6時半に起きて一緒にTVを観てあげた。趣味は一緒に楽しむ人がいれば尚更楽しいし、当然ながら娘もそれを喜んでいるようだった。そういう応援をしていきたいと思うのである。

一方息子はここのところ日本の歴史にハマっている。特に戦国武将にご執心だ。『そーなんだ!歴史編』という歴史漫画を、本当は歴史に苦手意識を持つ娘のために購読したのだが、逆に息子がハマってしまったという有り様。せっかく47都道府県を覚えたと思ったら、今度は「尾張の国」だとか「美濃の国」だとか、そっちが気になるようだ。徳川15代将軍の名前を知りたがったり、家系図にも興味が派生しているようである。

挙句の果てに、「我が家の家紋は何か」と尋ねて来た。良い機会だと思って「おじいちゃんに聞け」と答えたら、さっそく実家に連れて行った時に質問し、「丸に根笹」と教えてもらい、さらにそのキーホルダーまでもらってご満悦。
「お姉ちゃんはお嫁に行くから、僕が名前を継ぐんだよね」
と涙ぐましいセリフまで吐いてくれた。「お嫁に行ってくれればね」というセリフをぐっと呑み込み、「そうだね」と答える。

それぞれに、それぞれの子供たち。
今年は子供たちにとってどんな年になるのだろうか。
自分のばかりでなく、子供たちの一年もしっかりと見守りたいと思うのである・・・

丸に根笹


【本日の読書】
完全なる経営 (日本経済新聞出版) - アブラハム・マズロー, 金井壽宏, 大川修二 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか - 増田俊也






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