2012年2月23日木曜日

風邪をひいた

今週は週初から風邪をひいてしまった。先週から妻、娘と続けて熱を出して寝込んでいたのだが、とうとう私に菌がまわってきたらしい。と言っても私の場合、熱を出して寝込むのは極めて稀だ。過去30年でも片手で数えるくらいしかない。その代わりいつも必ずやられるのが喉である。

今回もいつものように喉が痛くなり、声が出なくなった。その他はほとんど問題はない。何となく、熱が出そうな雰囲気はあったのだが、「風邪は気合で治す」という信念の下、いつもより余分に睡眠を取るようにしていたためか、発熱は抑えられたようである。
そうはいっても喉も大変。何せ声が出ないと仕事にも支障が出る。いつも必ず喉で同じ症状なので、私にとっては喉がウィークポイントなのかもしれない。今日になってようやく峠を越えたようだ。

さて、今までは気にもしなかったが、こういうご時世になると周りへの配慮も必要。という事でマスクをする事にした。家を出る前に妻にマスクを頼んだところ、押入れからビニール袋に入った様々なマスクを差し出してきた。我が家ではマスクの事は、「花粉症の妻に聞く」のが一番である。

そのマスク、何気なく選んだのだが、大正製薬の製品パブロンマスク365というシロモノ。不織布2層の静電フィルターで花粉・粉じん・微生物などのミクロ粒子を電気的に捕集するという。    これでウィルス・飛沫・花粉を99%カットするらしい。メガネをかけていても曇らないし、柔らかくて肌触りも良いとくる。さらにはキトサン配合抗菌防臭加工フィルターなるものもついている。キトサンが何だかわからないが、抗菌防臭などにも気をつかっているわけだ。口臭おじさんにも紹介したくなる。

こんな至れり尽くせりの製品、たぶん日本ならではの製品なのではないだろうか。外国製では、こんな細やかな機能のマスクはないような気がする。外国のマスクも微粒子を防ぐという本来の機能は満たしているだろうが、防臭とかメガネの曇り防止とか、肌触りとかまで考えるだろうか。こういうところが「日本的」な、まさにMade in Japanな気がする。

気がつけば、けっこうマスクをしている人は多い。それぞれ理由はあるのだろうが、やっぱりいかに優れたMade in Japanだろうと、これからも続けようとは思わないな。最後の方には耳が痛くなるし、何かと気になるのも事実だ。だが周りへの配慮は必要だろうから、これからも風邪をひいたらお世話になろうと思う。

妻の“コレクション”はいろいろあるみたいだし、次回はまた別のモノを試してみたいと思うのである。(といってもその前に今の風邪を早く治さないといけないから、今日も気合を入れて寝るとしよう・・・)


【本日の読書】

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books) - 楠木 建  蜩ノ記 (祥伝社文庫) - 葉室麟






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