2011年8月2日火曜日

沖縄2011

今年の夏季休暇として沖縄に行ってきた。
家族で行くのはこれが3回目。
前回は2007年だったから、4年振りという事になる。
前回は小学校1年と2歳だった長女と長男も、4年経って少し成長しての再訪となった。

今回はホテルを南部に取り、美ら海水族館だけは本島を北部へ移動して行ってきたが、それ以外は南部を中心に行動した。最終日は那覇市内のホテルに一泊し、有名な国際通りにも初めて足を運んだ。
沖縄と言ってもそれなりに広いから、3回目とはいえ、初めてのようなものだ。

最も子供たちにとってはホテルのプールで遊ぶのが楽しくて、それだけで満足してしまう。
それだと家にいてプールだけ行っても良いのではないかとさえ思ってしまう。
まあそこがまだ子供なのだろう。それでも新原というビーチへ行って、シュノーケリングでお魚さんたちを直接見たのが一番印象深かったと言ってくれたから、まあ親としても良しとしたい。

28日の夜には流星群が見られると言う事で、ホテル前の夜のビーチに繰り出した。
雲が多かったとは言え、夜空に輝く星は東京とは比較にならない。
星座なんて北斗七星くらいしかわからないはずだったが、どう見てもあれはさそり座だろうと言うのがはっきりと見えた。長女も初めて肉眼で見るさそり座に興奮。
昔の人は夜空を見上げていろいろと想像したんだという事がよくわかる。

肝心の流星群だが、明るい方角と重なって条件は悪かったが、何とかいくつか見えた。
じっと目をこらしていると、さっと一瞬光の線が引かれる。それは本当に一瞬。
子供たちに願い事を言うのよと教えていた妻が、「3億円!」と叫んでいたが、たぶん届かなかったと思う。最後に珍しく大きな火花のように輝いた流れ星が現れた。たぶん、大きな欠片だったのだろう。それだけは家族全員で観察できた。子供たちが夜のビーチを怖がらなければ、もう少し観察できたのだが・・・

3回目でも変わらないのが食べ歩き。
ガイドブック片手に妻が選択した店を訪ね歩く。
沖縄そばは私も気に入っているので、あちこちの名店の味を堪能した。
どの店にも訪ねてきた有名人のサイン色紙が所狭しと飾られている。
それを見ながら、果たしてお店の人たちは有名人が来た時はそれとわかるのだろうか、とふと疑問に思った。

私自身飾られている有名人は半分も知らない。町ですれ違ったってわかるはずもない。
それなのに、ふらりとやってきてここのいかにも田舎のオバちゃん店員に、それがわかるのだろうかと疑問に思えたのだ。ひょっとしたら、取り巻きを引き連れて、いかにもそれらしくやって来たのかもな、と一人自問自答していた。

あっと言う間の4泊5日。
終わってみればあっけない。
軽くなった財布とデジカメで撮ったたくさんの写真とを残して休みも終わってしまった。
これからまた一年間働かないといけない。
職場でも同僚たちが順番に夏休みに入り始めた。

そこかしこの空席がそれを物語る。
すでに夏休みが終わってしまった立場としては、ちょっと寂しい気もする。まあそれはそれ。
また来年も良い夏休みが過ごせるように、暑さにめげずに頑張って働くことにしようと思うのである・・・


【本日の読書】
「大前研一洞察力の原点-プロフェッショナルに贈る言葉」大前研一
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」石田衣良他
    
  

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