いよいよ始ったラグビーのワールドカップ。
初日のオールブラックスの試合を堪能した後、土曜日は我らが日本代表の初戦。
IRBランキング13位の日本に対し、相手のフランスは4位。
ラグビーの世界はトップ10の壁が厚く、まず番狂わせは起こりにくい。
日本もどこまで善戦できるか、が残念ながらの見所。
それでも一時は4点差まで詰め寄る。
アナウンサーも仕事柄興奮気味であったが、アナウンサーの言うような「フランス選手に焦りの色」など私には見えず、それどころか「このまま4点差で終われば上出来だな」との方向に期待を向けていた。案の定、後半ラスト20分で一気に突き放されてしまい、21-47で敗戦。この「後半ラスト20分」というのが、ラグビーでは一番実力の差がでるところなのである。
翌日は「アイルランド対アメリカ」、「南アフリカ対ウェールズ」、「オーストラリア対イタリア」戦がテレビ欄に並ぶ。ケーブルTVではご丁寧に全試合放映してくれるのだが、とてもすべて観られない。アイルランド対アメリカ戦は子供と遊びながら半分ほど観戦。息子には少しでもラグビーに興味を持つよう、「さり気なく洗脳作戦」だ。アメリカのフランカーの選手の動きが良い。同じポジションだとついつい目がいくのだが、どんな選手か知識ゼロなのだが、良い動きをしていた。
「南アフリカ対ウェールズ」は世界3位と6位の激突。これは見応え充分。南アフリカのウィングとウェールズのセンターが目についた。特にウェールズのセンターは190センチの巨漢。日本だとそれだけの体格があったらまずフォワードだ。バックスは、「小柄でスピードのある運動神経の良い選手向き」という感覚があるが、みんなデカければ関係ない。たぶん出場している選手たちを目の前で見たら、体格でポジションなどわからないだろう。今日本の監督をしているカーワンも、かつてはオールブラックスの大型ウィングとして鳴らした大男だ。Davidも苦労したと思う。
オーストラリア戦は断念。
我が家でチャンネル権を持たない私にはそれ以上TVを占領する事は困難だった。
まあこのくらいでも満足だ。
そして夜にはネットで母校の試合結果をチェック。
国内では「ラグビーの秋」が始っている。
大学ラグビーも各地で熱戦が始っている。
我が母校の初戦の相手は、あの「松尾雄治」監督(元新日鉄釜石の名プレーヤー)率いる成城大学。昨年対抗戦Bグループ3位(母校は6位)の相手だったが、なんとこれを撃破。
幸先の良いスタートにすっかり満足(こちらも観に行きたかった・・・)。
今後が楽しみである。
さて一週間が始ったが、毎週末は忙しくなりそうだ。
少しでも時間を作ってチャンネル権を確保して、できれば母校の応援にも1試合くらいは、と欲張りな算段を練っているのである・・・
【本日の読書】
放課後 (講談社文庫) 東野圭吾
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