2009年12月1日火曜日

TDL

 昨日、娘の小学校が創立記念日で休みであったため、毎年この時期恒例のディズニーランドへ家族で行ってきた。12月生まれの長女は、入園時に誕生日シールを貼ってもらえるのを楽しみにしている。長男と私はこの日の為に休みをとってのて参加である。

 前日夜半から当日午前にかけて雨の予報。日程は動かせない。恨めしく思いつつも強行は規定路線。されど「晴れ男」の私としては、「何とかなるだろう」と思っていたのも事実。そしてその通り、夜半に降った雨は出発時には止んでいたのである。

 結果的にこの雨が効いたのだろう、例年よりも人出は少なかった。いくつかの人気のアトラクションを除いて、ほとんど待ち時間なしだったのはありがたい。昼のパレードは場所取りも不要だった。アトラクションの順番待ち要員兼パレードの場所取り要員の私としては誠にありがたい限りであった。

 もう開業から26年目のTDL。そういえば開業したころは、「子供向け遊園地」という認識だったという記憶がある。私は、東京に住んでいたわりにはデビューは社会人になってからと遅く、たぶん開園から4~5年後だと思う。男同士で行くところでもないし、かといって一緒に行くような女の子もいなかった結果だが、「遊園地」にさして興味も湧かなかったのも事実だ。

 高校のラグビー部の先輩が「行った」と聞いて、内心「その顔で?」と思った事を覚えている(まあ今思い返してみてもそう思うのだが・・・)。初めて行った時は、「これで(行った事がないと)バカにされなくてすむな」と思ったものだ。行ってみてもキャラクターにきゃあきゃあ言うわけでもない。雰囲気とスペースマウンテンのような動的アトラクションが面白かった程度だ。当時の事はあまり印象に残っていない。

 それでも初めてスターツアーズに乗った時は感動した。スターウォーズを下敷きとした設定と、何より「動かないジェットコースター」の仕組みに素直に感動したのだ。当時2時間くらい並んだのには閉口したが、それでも満足度は高かった。今では15分も待たずに乗れる。行けば必ず乗るのは子供が好きなせいもあるが、この時の感動がまだ生きているからに他ならない。もう少し中味を変更すれば、例えマイナーチェンジでも人気は回復できると思うのだが、簡単にはいかないのだろうか?あのシステムは広く使えると思うのだが・・・

 TDLの魅力を今更あれこれ論じるのも陳腐だが、屋外の施設にもかかわらずこの寒空にあれだけの集客を続けているのだから、やっぱり大したものだ。何より子供の満足度が高い。我が家はいつも開園から閉園まで滞在するから親も体力がいる。朝から栄養ドリンクを飲んで完全防寒体制で臨む。場所取りと順番待ちと運転手が私の主な任務だが、子供が喜んでいるのをみるとそれだけでも甲斐はあるというものだ。

 それ以外にも「カリブの海賊」「ウエスタン・リバー鉄道」「ジャングル・クルーズ」といったゆったり系アトラクションがけっこうお気に入りだ。かつての好みとはまったく異なってきている。いつまで行くだろうかと考えてみるが、たぶん子供が大きくなってそれぞれ友達と行くようになるまでだろうな、と思う。まあそれで十分だと思うし、それ以上望む気もない。「その時」が来るまでは、親も楽しませてもらおうと思うのである・・・


【本日の読書】
「株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれた」中原圭介
「天使と悪魔(上)」ダン・ブラウン


      
    

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