2016年7月10日日曜日

夏の日雑感2016

 昨日は、梅雨が明けていないことを思い出させられるような天気の1日であったが、一夜明けて天気は一転。今日は夏らしい日差しの1日であった。こんな日にも息子は少年野球の練習に出かけて行った。思い起こせば自分もそうであったが、こういう炎天下の日にスポーツをするという経験は、後々までいい影響があるだろうと思う。コーチ陣もみんな真っ黒だし、好きでやってくれているとは思うものの、ありがたい限りである。

 高校生の娘は、何でも大好きな関ジャニ∞のコンサートチケットの発売日だとかで、少しでも人手が欲しいとの要請があり、10時からスタンバイして電話をかけるのを手伝った。少しでも多い方が確率が高いだろうとのことで、家族総出の協力である。最近は携帯があるから、私は家の固定電話と携帯とを両手に持ってかけ続けたが、繋がることはなく、30分後にようやく繋がったと思ったら、売り切れのアナウンスであった。

 何でも2分でソールドアウトだったらしいが、そうとは知らない我が身は、真面目に30分も電話を掛け続けたわけで、わかっていれば無駄なことを28分もしなくて済んだわけである。受け付ける方も、2分間のために動員をかけたであろうし、このIT時代ゆえにもう少し双方の無駄を省く工夫の余地はありそうである。何度架けても話中の無情な音。その昔合コンの申し込みをしようと、女子大の寮に電話を架けたことを思い出してしまった(あの時もなかなか繋がらなかった)・・・

 そんな午前中を過ごした後、午後からは参議院選挙の投票に行ってきた。投票の義務は果たさねばならない。各政党の公約にはきっちり目を通し、自分なりにじっくり考えて臨んだ。思うに、やはり「これをやります」という公約は、大きな選択基準だ。民主党が政権をとってすぐのこと、いろいろと無理なマニュフェストがたたり出した時、マスコミは一斉に「マニュフェストに拘るな」と論陣を張った。だが、冗談じゃないと当時も今も思う。選挙に当選してうまくいかないからといって、すぐに変えられたのではたまったものではない。変えるんだったら、一旦やめて再選挙して欲しいと思う。今回は特にそういう思いで、投じる先を選んだのである。

 候補者の中には、ミュージシャンがいて、街頭演説で若者の支持を集めているらしい。だが、私は一見してダメ出しした。選挙に出るなら髪を切って髭を剃れという考えからだ。その外見は、ミュージシャンとしてならいいだろうが、国民の代表として国会に行くにはふさわしくない。銀行員がTシャツに短パンで仕事をしないのと同じように、信用を大事とする仕事には、ドレスコードは必要だ。いくら良いことを言おうが、若者が支持しようが、ここは私個人のこだわりである。私の貴重な一票は絶対投じない。

 そんな貴重な一票は、考えた挙句、今回は自民党ではなく、憲法改正に賛同しつつ独自の公約を掲げているおおさか維新の会に投じた。自民党も悪くはないのだが、今回は私が票を投じなくても勝てそうだし、他の政党にも出てきてほしいと思うからだ。民主党にはがっかりさせられたが、やはり政権交代できそうな政党が育ってほしいと思うのである。民主党はもう期待できそうもないから、代わりになりそうなところを密かに応援しようと思うのである。

 夕方になると、さすがに日差しは柔らかくなるが、それでも残った暑さはまだまだこれから本格的な夏の到来を予告している。セミもまだ鳴いていない。来週になれば一足早い夏休みだが、子供も成長すると家族の予定もバラバラとなる。それはそれで、仕方がないのであろう。今年も今年しかない夏を自分でしっかり楽しみたいと思うのである・・・






【今週の読書】
 
   

0 件のコメント:

コメントを投稿