2009年6月13日土曜日

T4

ターミネーターシリーズの最新作「ターミネーター4(T4)」が公開される。
映画好きの私であるが、何よりもこのシリーズは大好きである。
中でも「T2」はジェームズ・キャメロンが監督し、最高傑作となった。
私の映画ベストテンには必ず入れたい作品だ。

ここで内容について詳細に触れる事はしないが、単なるアクションだけの映画ではなく、教訓あり、感動ありの内容がシナリオとしても良くできていると思う。
特にラストの工場でのシーンがいい。
自分より圧倒的に性能の良いT1000にやられて機能停止寸前までいったシュワT800が、ボロボロの体を引きずり、通用するはずのない旧式の銃を手にコナー親子を守るというミッションを果たしに向う。

機械だから諦めるという事を知らないのであるが、体が動く限りミッションを果たそうとする様は、その後様々な機会で私の脳裏をよぎる事になる。
もうだめかなって思う時に、このシーンが脳裏に浮かぶのである。
いや、まだまだとその度に思ったものである(今でもそうだ)。

学び続ける機械という位置づけもまた卓越。
車のキーの隠し場所といったささやかな事から、ジョン・コナーが教えたスラングなんかも学び、そしてそれを巧みに応用して使う。
さらにラストではその成果を感動的に表す。
今日は民放で放映していたようであるが、こうして書いているとまた観たくなってしまう。

シリーズは「T3」へと続き、それで打ち止めかと思っていたが、「T4」の登場は何とも喜ばしい。もっとも圧倒的な存在感を誇っていたアーノルド・シュワルツェネッガーは今回から出演しない。ちょっと残念な気もするが、それはそれで楽しめそうな気もする。
さらに映画版は「T5」「T6」へと続く3部作となるようである。新しいシリーズも是非期待したいところである。

映画版もさる事ながら、同時にドラマ版「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」としてスタートするのも嬉しい事だ。こちらは17日からケーブルTVでオンエアーされる。すでにDVDのレンタルは始まっていたようであるが、私の場合はテレビ観戦だ。どちらも必見だ。

このまま力強いシリーズとなるか失速するかはわからない。
ただ、できる事なら「T2」のようにいろいろな要素を兼ね合わせた感動アクションになればと願わずにはいられない。いくつになっても楽しみたいと思うシリーズである・・・
     
    

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