場所はさる方にお勧めいただいた岩原スキー場。
初心者コースが充実しているという事であり、我が家にぴったりと判断したのである。
朝5時に出発すると、前回同様ほとんど渋滞もなく3時間で現地に到着。
ゲレンデ前にある、ネットで調べていた格安レンタルスキー店に車を止める。
家族が車で朝食のおにぎりを頬張る間、店内を偵察。
ところが店内はアルバイト風店員一人で、一昔前のレンタル店の雰囲気。
安いからか、と思いつつ一旦外に出る。
そうしたところ、雪かきをしていた隣店のおみやげ屋のおばちゃんに声をかけられた。
「あっちのお店の方がいいわよ」と道路向こうの店を指さす。
「そこはずっと閉店していたし、あるものも古いでしょ。あそこは新しいのもあるし、駐車場にタダで車止めて、そのまま滑りに行けるわよ。」
せっかくのお勧めにしたがって、道路向こうの「ベアースポーツ」に行く。
店員さんも親切で、リフトの割引券までもらえた。
ネット社会とはいいつつも、まだまだアナログな部分が大事であると感じる。
さて計算してみると、リフト代とスキーセットのレンタル代と何もかもゲレンデ内でお金を払った場合と比べ、家族で5,100円安くなった。この結果はバカにできない。
こういう部分はネットで情報を検索した結果であるから、やっぱり両方大事である・・・
肝心の岩原スキー場であるが、情報通り初心者向けのゲレンデが充実している。
子供たちもまだまだ初心者。広い緩やかなゲレンデは恐怖心を覚える事なく楽しく滑れる。
私自身からするとまったく面白味はないのだが、まあ子供たちが楽しければいいだろうと満足。
ゲレンデの一角にキッズコーナーがあって、ポールが立てられている。
子供たちもボーゲンながら器用にポールを曲がって滑っていたし、こうした部分も楽しかったようである。
ランチのあとは雪合戦。
考えてみれば、こんなにたくさんの雪に囲まれるなんて経験は東京ではできない。
それに前夜に降ったとみられる新雪が気持ちいい。
5歳の長男は3時過ぎには疲れて滑るのを嫌がったから、1時間ほどゲレンデの端で遊ばせた。
雪に埋もれて穴を掘ったり山を作ったり、砂場の砂と違って面白かったようだ。
一人滑らず付き添っていて、せっかくスキーに来たのにと思ったが、目的はスキーなのか子供を楽しませる事かとなると考えるまでもない。
まあひどく熱中して遊んでいたからいいのだろう。
妻と交代して娘と滑りに行く。
なんと中級者向けのコースを降りてきたという。
さっそくそのコースに行く。
けっこうな急斜面だが、長女はボーゲンでしっかり危なげなく下りてくる。
ここでようやく遠慮なく滑り下りた。
スピードと転ぶかもしれないというスリルを久々に楽しめた瞬間であった。
いずれ我が家も初心者コースとは無縁になるのだろう。
さて、たっぷり楽しんでの帰り道、覚悟した渋滞はちょっとだけ。
結局食事時間を除けばほぼ3時間で帰って来た。
拍子抜けしたが、まあ早く帰れるに越した事はない。
終わりよければではないが、今シーズンは充実して楽しめた。
来年はゴーグルを新調して臨もうと思うのである・・・
【本日の読書】
「錨を上げよ(上)」百田尚樹
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