2009年9月19日土曜日

応援団長

 連休初日は家族にお休み宣言、ゆっくりと寝坊し髪を切りに行った。そこで担当の美容師さんに今日は近くの中学校の運動会だと聞いた。これまで近所でありながらまったく知らなかったのであるが、運動会がけっこう盛んらしい。そして応援団が一つの目玉らしい。

 そんな話を聞くと、やっぱり運動会が盛んであった我が出身高校を思い出す。やっぱりいわゆる「応援団」があって団長やその補佐らのグループが一種のステータスとなっていた。みんなそれなりに思いのある者は心密かに「応援団入り」を目指していたと思う。

 残念ながら、我々がその地位を占めるはずであった3年次の運動会は校舎改築の影響で中止となってしまった。しかし、もしやっていたら・・・
たぶん私は栄えある「応援団」の一員にはなっていなかっただろう。例えみんなに推薦されたとしても、だ。へそ曲がりでワンマンショーをやりたがる性格は当時すっかり確立されていたから、そういう注目ポジションは敢えて避けていたからだ。でも運動会はやりたかったなぁ・・・

 そんな事を思い出しながら話を聞いていた。応援団は全部で6クラス分、つまり6人の応援団長がいるらしい。ところが今年はその一人が女の子だという。「へぇぇ~」と思わず感心してしまった。

 女の子が積極的にあちこちに進出する昨今、別に珍しくもなさそうな気もするが、それでも応援団長はちょっと違う気がする。これが小学生なら別に不思議ではないし、娘の小学校の運動会でも紅白の応援団長の一人は女の子だった。しかし思春期ともなると女の子は応援団長などという勇ましいポジションに対しては一歩引く気がするし、何より男の子が黙って引っ込んではいないと思うのだ。どんな子なのだろうととっても興味が湧いたし、どういう経緯で決まったのかも興味深い。

 もともと我が国は卑弥呼の歴史もあるし、女性がリーダーとなっても何ら不思議ではない。だがやっぱりスポーツなどで、特に男女の体力格差がもろに響くような競技ではさすがに難しいだろう。応援団長は体力格差は関係ないが、やっぱり微妙なところだ。

 ちなみに応援団長をやると相当モテルらしい。我が母校もそうだったように思う。一つ年上のある応援団長は、中学が一緒だったのであるが、これが男の目から見ても実にカッコ良かった。整った顔立ちで運動神経もよく、中学でもかなりまぶしい存在であった。今ではすっかりおっさんになってしまったが・・・

 かの女の子の場合もそうなのであろうか。その勇ましい姿に自分を引っ張ってくれるような気がして、男の子が殺到するのだろうか?それもちょっとなぁと思う。

 そんなことをあれこれと思った連休初日である・・・


【本日の読書】
なし
    
   

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