2015年11月18日水曜日

東京観光は浅草?

浅草といえば雷門
昨日のこと、仕事の合間を縫って人に会いに浅草へ行った。アポイントの時間に少し余裕があり、お茶を飲むかブラブラするかの選択肢から、「ブラブラ」を取った。

暖かい日差しの中、ウロウロすると、やはり観光地。平日とは思えない賑わい。ほとんどが観光客だと思われたが、一見して外国人が多い。円安効果で来日外国人観光客が増えているとニュースでやっていたが、こういうところに来るとそれを実感する。

今やドンキも進出
目見当では、観光客のおよそ4割くらいが外国人だろうか。そのうち半分くらいが中国人(または台湾人)だと思われた。多いに結構。たくさんお土産を買っていただいて、消費活動を通じて日本経済に貢献していただきたいと思う。

 そんな外国人観光客を見ていて、やはり浅草のような「和テイスト」の残る街は、外国人受けするのだろうかと、ふと思った。もしも海外から来た人に、東京見学を頼まれたら、自分はどこに連れていくだろう。「近代東京」を感じられるところか、それとも浅草のような「和テイスト」溢れる街だろうか。
雰囲気溢れる通りと人力車
 浅草と言っても、ブラブラしていると、吉野家やマクドナルドや日高屋など、どこにでもあるお店もある。観光地とはいえ、そこで日常的に生活したり働いたりしている人はいるわけで、何ら不思議はない。そんなお店は、地元住民専用かと思うと、マクドナルドで食事している白人親子がいたから、それはそれなのであろう。

そこかしこで記念撮影する外国人観光客を見ていると、やはり「和テイスト」が受けているみたいで、浮世絵の書かれた壁の前で写真を撮っていたりする。テキサスに旅行して、テンガロンハットで写真を撮るようなものだろうか。

そうこうしているうちに待ち合わせ時間となってしまい、中心地を離れた。吾妻橋を渡れば、そこでも観光客が写真を撮っている。隅田川とスカイツリーと吾妻橋と、風景としてもいいかもしれない。
売れるのかと心配になるが風景の一角を占める商店
もしもいつか海外から来た人に、東京観光に連れて行ってくれと頼まれたら、浅草がいいかもしれないと感じた。行列ができていたどら焼きにも未練があるし・・・

そんな機会が訪れるかどうかわからないが、もしものために、ストックぐらいあってもいいだろう。その時になって、慌ててガイドブックを見るのではなく、さらりと提案したいと思うのである・・・







【昨日の読書】
世界に分断と対立を撒き散らす経済の罠 - ジョセフ・E・スティグリッツ, 峯村利哉 運は創るもの 私の履歴書 (日本経済新聞出版) - 似鳥昭雄





    

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