2015年7月12日日曜日

夏の日雑感2015

 この週末は真夏の日差しで、「いよいよ来たか」と暑い夏の到来を実感させてくれた。しかしながら、梅雨明け宣言はまだだし、今週はまた天気も崩れるようだし、本番はあと1週間ぐらい先であろうか。

 昨年から少年野球チームに参加している息子は、今日も朝から終日の練習。この炎天下だと立っているだけでも大変だから、小学生の練習と言っても、本人たちにとってはそれなりにきついと思う。スポーツできつい練習をこなすことは、精神的にも肉体的にも良い効果をもたらしてくれる。そういう意味で(自分はもう嫌だけど)、息子にはまたとない経験だし、ずっと続けるよう見守りたいと思っている。

 受験生の娘は、塾のテストだとか言って、出掛けて行った。受験生だから、ではなく、娘はよく勉強をしている。その成果もあって、学校での成績は良いが、だから安心かというとこれがそうでもない。もともと私が学校の勉強にそれほど重きを置いていないこともある。良い会社に入るために良い大学を目指し、そのために良い高校に入るべく勉強ばかりするという昔からの風潮に反発を覚えているからだ。なので、勉強一色に見える娘の生活を危惧しているのである。しかし、ではどうすべきかという点で、妙案がないから困っているのである。難しいところだ。

 そろそろガソリンを入れないといけないとあって、行きつけのガソリンスタンドへ向かう。メール会員になっているのだが、83日まで「ガソリン3円引き」のキャンペーンの案内も来ていたし、でちょうど良かったのである。店頭の表示価格は140円。それが何だかんだの会員割引で132円であった。8円の値引きというと、何だかものすごく得した気分であるのだが、47リッターで376円と考えると、それほどでもない気もする。

 それより、店員さんが目ざとくワイパーのゴムの劣化を見抜き、交換を提案してきた。ここのスタンドは、洗車だとかワイパーだとかオイル交換だとか、いろいろと勧めてくる。ガソリンスタンドも薄利多売の商売。ガソリンだけでは到底経営も厳しいのだろう、こうした“サイドメニュー”で少しでも売り上げアップを図ろうとしているのだろう。ハンバーガーを頼んだお客さんに「ポテトはいかがですか?」と勧めるようなものである(まぁマクドナルドあたりはとっくに「セットメニュー販売」に移行しているから、そのうちガソリンスタンドにもこうした「セットメニュー」が登場するかもしれない・・・)。

 そろそろ換え時だという自覚はあり、イエローハットに買いに行かないといけないと思っていたこともあり、タイミングとしては絶妙であった。こういうところで買うより、イエローハットとかの方が安いだろうと思っているが、わざわざ行くのも面倒だ。「フロント用2本で2,600円です!」というお姉さん。こちらの逡巡を見てか、「明日から台風でまた天気崩れるみたいですよ!」というさらなる一押し。その熱意に、「じゃお願い」と答えていた。そのくらいの値段なら、対して違わないだろうし、わざわざ買いに行く手間を考えれば行きつけのガソリンスタンドに利益を落とすのも悪くないからだ。

 それにしても、おそらくバイトであろうお姉さんが声かけをしなければ確実に買わなかったわけで、その意味でこの声かけは大きいと思う。普段から経営者(あるいは店長さんか)が、意識して教育している成果だろうし、もしかしたらこうした“サイドメニュー”の売り上げがインセンティブとしてバイト代に反映されているのかもしれない。大銀行から中小企業に身を移して感じるのは、「収益を上げることがいかに大変か」ということである。こういう取り組みは、我が社でも何か参考にできないかと、ついつい考えてみたりする・・・

 さて、ガソリンスタンドのお姉さんに言われるまでもなく、今週は天気も崩れるようである。真夏の前の梅雨の最後の一足掻きなのだろう。雨もそのあとに続くであろう真夏の太陽も、サラリーマンにはきついことには変わりない。嘆いても始まらないし、今期は何としても黒字決算にしないといけない。暑さに流れる汗も、冷や汗よりははるかにマシというもの。楽しみながら頑張って働こうと、改めて思う次第である・・・

【今週の読書】
2018年までのマンション戦略バイブル - 沖 有人 マスカレード・イブ (集英社文庫) - 東野 圭吾







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