2009年4月25日土曜日

やってみること

百聞不如一見、百見不如一考、百考不如一行
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私はけっこう好奇心が強い。
といっても誰でもそうであると思うが、私の場合は興味を持つと取りあえずやってみようと、すぐに行動に移すという意味である。元が面倒くさがりやであるから、あれこれ考えるよりもやってみればわかると思うところもある。

パソコンは随分早くから始めた。これからパソコンが便利らしいとの話を知り、何ができるのかよくわからないまま大枚15万円をはたいて東芝のPCを買った。まだMS-DOSの時代だ。それは結局、何に使えるかよくわからないまま表計算ソフトでこずかい帳を作って終わった。

それからウィンドウズなるものが良いらしいと聞いて、早速買い換えた。ウィンドウズ3.1だ。インターネットというものがあるらしいと聞いて、わけのわからぬまま装備を揃え、やり方を聞きに休みの日に後輩の家に押しかけた。その効果は職場にPCが導入され始めた時にはっきりした。「一日の長」の効果は大であった。

とにかくやってみる。そしてやってみて合わないと判断すれば撤退も早い。
アムウェイもねずみ講ではないかと疑ったが、面白そうなので入ってみた。
リスクは入会金の1万円と割り切って覚悟はした。だが心配をよそに制度自体はきちんと機能しているとわかったし、自分には合わないとわかったのですぐにやめた。1万円もちゃんと戻ってきた。

「喧嘩芸骨法」という古武術にも入門した。
こちらは「喧嘩OK」だったのだ。
しかし、仕事の合間に通うのは難しく、土日はラグビーでつぶれていたため、泣く泣く辞めた。
今でも残念に思う。

ブログなるものが出回った時もすぐに喰いついた。
だが実際にどう活用するかはつかめなかった。
今では古いものだと2年半ほど続けているが、副収入でおこずかいもあったりする。
自分の考えを活字にするのは楽しいし、ブログの記事を見た見知らぬ人からコメントやメールをもらったりというのも面白いものである。
アフイリエイトは実入りもあると期待したが、手間隙がかけられず中断状態だ。

興味を持つのは早いし、やってみるのにもさしたる抵抗はない。ただ問題は手間と時間だ。あらゆることに手を染めるには人生はあまりにも短すぎる。取捨選択がどうしても必要だ。だから興味がそれ以上わかないとわかれば、意識的に早い撤退を心掛けている。

今興味があるものの意識的に避けているものがある。
そんな時間とてもではないが捻出できないからだ。
今以上長い時間PCの前に張り付いていると家庭内で大変な事になる。
今でも「忙しそうね」などと冷ややかな言葉をかけられたりするから尚更だ。

だからmixi参加は涙を堪えて見送っているのである・・・
     

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