今日はWBCの話題で、いろいろなブログがもの凄く盛り上がっているようである。
野球で若者がそれほど盛り上がるのは何だか嬉しい気分だ。それと卒業シーズンのこの時期に日の丸で盛り上がる意味は大きい。
キューバ・アメリカと連覇して、最後に韓国を叩いての2連覇は実に気分がいい。私の職場でも同僚がPCの横にワンセグを置いて、ずっと横目で見て仕事していた。
(どの程度していたかは疑問だ)
ただ残念なのは、ベースボール超大国アメリカが、WBCを小ばかにして本気で参入してこないことだ。
熱気溢れる日韓が決勝というのも、本当は問題があるところだ。
結局、韓国とは5回やって3勝2敗。
クライマックスシリーズも5戦だからちょうど日韓シリーズだと思えばいいのかもしれない。
毎年日本シリーズのあとにやったら面白いかもしれないと思ったりする。それよりも、昔は日本の足元にも及ばなかった韓国が確実に強くなっている。事実は事実、脅威は脅威だ。
そういえば春の選抜も始まった。
驚いた事に高校の硬式野球部員数は、昨年5月末時点で過去最高の16万9,298人に達しているそうだ。少子化の中にあっても野球人気は衰えていないのだ。
(それに比べてラグビーは危機的状況だ)
テレビ放送は少なくなっているものの、メジャー進出やWBCの影響なのだろうか。
何にしても底辺からの盛り上がり、これが国力となる事は間違いない。
ニュージーランドがなぜ世界のラグビー界で王者となっているかと言えば、子供の頃から誰もがやるからだ。オールブラックスの選手になるべく、みんなが子供の頃から切磋琢磨する。それがラグビー王者としての国力になっている。日本の野球もそれに近い。
欲を言えば、日本の野球も高校野球の坊主頭がなくなればもっと進化できると思う。
あれは自由な発想を阻む悪しき風習だ。高校野球の枠の中だけだと松坂のようなタイプは出てきても、かつての落合や野茂のようなタイプは出てこない。大勢に逆らってでも己を通すタイプがもっと出てこないと、超大国アメリカが真剣になったら勝てないだろう。日本の野球に必要なのはもっと野茂や落合タイプの選手が増える事なのだ。
勝って兜の緒を絞めて、是非とも次に臨んでもらいたいと思うのである・・・
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