2010年5月4日火曜日

続連休の日々

 連休中日は再び公園だ。今回行ったのは、埼玉県にある国営武蔵丘陵森林公園。ここはとにかく広い。ちょうどこの冬に息子が補助輪なしで自転車に乗れるようになったので、みんなでサイクリングをしようというのが、今回の目的。したがって広いサイクリングコースがある、という事でここを選んだのだ。

 全長17キロという事であるが、適度に起伏もあって16インチの自転車をこぐ長男にはちょうどいい感じである。3/4くらい走って1時間半。ランチタイム前の運動としては、これも子供にはほどよい感じである。

 園内にも貸自転車はあるのであるが、園の入り口にも貸自転車の看板がある。園内は当然公営であるが、園外は私営。両者の比較も面白い。私営の方はなんと自転車を借りると駐車場はタダとなっている。公園の駐車場が610円なのに対して、私営のそれは400円である。園の駐車場はガラガラであったが、周辺の民間駐車場はそこそこ埋まっていた。公共施設だからクレームなど出ないのであろうが、ここでも民間の商魂のたくましさを感じた。

 持参した弁当を家族で食べる。
快晴ゆえに気持ちがいい事この上ない。
芝生の上にレジャーシートを敷き、食べ終わってごろりと横になる。
さわやかな風が吹くたびに頭の上の木々の葉がざわめく。

 木々の葉は新緑。
生命の息吹が伝わってきそうな眩しい緑である。
そしてその上の空は真っ青。
暑くもなく、寒くもない。
いつの間にかうたた寝をしてしまったが、心地良いのなんの・・・

 森林公園という名の通り、園内にいると森の中にいるような錯覚に陥る。
何せ高い建物も、道路を走る車も木々に遮られて見えないため、非日常を感じる事ができるのである。池や沼があったり、芝生の広場があったり、遊具もあるし、一日ですべて楽しもうとするのはたぶん不可能だ。

 今回は何よりも天気に恵まれた。
一日半袖で過ごしても平気だったし。
4月の桜も良かったが、5月の新緑もまた良いものである。
家族連れもいて、カップルもいる。
時間ものんびりと流れているような感じがした。
忙しい日常から離れて、何だかとても贅沢な気分になって帰ってきた。

 もっと足を延ばせば、そんなところはたくさんあるのだろう。
例えば親父の故郷の富士見(長野県諏訪郡)の高原などは夏の避暑には最高だ。
ただ渋滞を考えるとプラスマイナスどうかとなってしまうだろう。
ほんの一時ではあったが、最高の昼寝ができたという事だけでも有意義な連休だと思うのである・・・
     
  
  

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