2012年7月25日水曜日

石神井プール

 いよいよ夏も本番という感じになってきた。この時期、子供たちは何と言ってもプールが一番の楽しみのようだ。せめて水だけは怖がらないようにと思って、二人とも幼児の時よりスイミングに通わせてきたが、その成果もあって水は怖がらないし、徹底的に楽しんでいる。

 豊島園から昭和記念公園、サマーランドと家から行けるプールには毎年どこかへ言っているし、沖縄やグアムに行った時もプールは最優先事項だった。ウォータースライダーなんかがあるところだと、子供たちは何度も何度もエンジョイしている。今年は少し新しいところを開拓しようと相談しているところである。

 一方で近所にある石神井プールは、お手軽に子供たちと行くことのできるプールである。区営なので安いし、自転車で気軽に行けるので、午前中とか午後とかちょっと空いた時間に行くなどという事も簡単にできる。今年は14日に始めて行って来た。

ここのプールに来ているのは、基本的に子供。
圧倒的な子供とプラスして親がついている状態。
妻は「近所の人に隠している体型がばれたらまずい」と言って行く事はない。
したがって、いつも連れて行くのは私の役目である。

 そんな状況だから、「目の保養」などは端から期待できるものではない。子供の喜ぶ顔が唯一の目的なのである。とは言え、先日は若いカップルが来ていた。そうなると興味津々である。「目の保養」という意味ではなく、「何でこんなところに来ているのだろう」という興味の部分である。妻に話したところ、「私だったらそんな所に連れていかれたら、すぐ別れるわ!」と例の如く予想通りの返事が返ってきた。今の若者は堅実でつつましいから、こういうところでもいいのだろうかと興味は尽きない。

 トドのような裸体で寝そべっているお父さんがいる。子供はきっとプールの中だろうが、立派な裸体を拝見すると、自分もシェイプアップしなければと強く思う。こちらはラッシュガードを愛用しているから、何となく締まった感覚でいられる。風呂上がりの己の裸体を見ると、最近は嘆かわしく思うが、やっぱり外でご立派なメタボリックボディを拝見すると、いい刺激になる。そういう利点がプールにはあると言える。

 娘はすぐ「パパ、競争しよう」と言ってくる。人が少なくなった合間を見計らって、挑戦に応じる。25メートルを3/4ほど泳ぎ、圧倒的に差をつける。まだまだ娘には負けない。ただ、残り1/4を残して泳ぐのをやめたのは、ゴールするまでもないと余裕の勝利をアピールしながらも、実は両足をつってしまった結果だと言う事は伏せておく。これが正式な競泳だったらかなり無様な負け方をしていたところだ。

それにしても冷たい水は気持ちが良い。
プールの中で時折浮かんだりして自分でも楽しむ。
そう言えば子供の頃は、目黒にある区民センターに友達とよく行っていたものである。
何の変哲もない50メートルプールだけだったが、それなりに結構楽しんだ。
石神井プールも同様だが、子供たちは実に楽しそうである。

 夕食時、「パパあんまり動いていなかった」と子供からするどい指摘を浴びる。
「混んでいたからな」と誤魔化したが、せっかく行っているのだし、今度はもう少し体を動かそうと反省する。これからも、お手軽プールとして、すきま時間に子供たちと通うつもりである・・・

【本日の読書】

じゃんけんはパーを出せ!~ビジネス解決力が身につく「ゲーム理論」~ - 若菜 力人 謎解きはディナーのあとで 2 (小学館文庫) - 東川篤哉







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