2010年3月7日日曜日

英語

 今日は娘の英語教室の発表会であった。出し物はクラスごとの英語劇。毎年この時期にやっていて、今回は3回目。

 娘が英語教室に通うようになったのは、「同級生がやっていて面白そうだから」という本人の希望。私としては、自分もそうだったせいか、あまり塾に通わせたいとは思わない。だから「早くから英語教育を」なんて考えはなかったのであるが、まあ本人がやりたいと言うものをダメというほどでもない。そういうわけで通わせた次第である。

 実は私も小学生の頃やっぱり英語教室に通っていた事がある。母親に勧められて、仲の良かった友達が行くというので行く気になったのである。しかし、先生は日本人だったし、2年ほど通って友達が辞めたため、一緒にやめてしまった。今でもあれはまったく役に立たなかったと思っている。

 そもそも英語は早くから習わせればいいというモノでもない。自分自身勉強してきてよくわかったが、英語は「読む、聞く、話す」をひたすら実践するモノで、「勉強する」モノではない。いくら覚えても使わなければ上達はしない。何年も「勉強した」のにいまだに私のしゃべる英語は4歳児程度なのが良い例だ。我が家の4歳の息子の日本語といい勝負だ。

 ただ娘の場合、先生はアメリカ人の女性だし、「英語でアメリカ人と接する」という点だけでもやらせる意義はあるのではないかと感じている。将来的にどうするかは自分の判断だ。慣れ親しんでおけば、「受験英語」でもある程度はなんとかなるだろう。

 劇の方は毎年定番の劇だ。自分の娘は毎年違う劇に出るのだが、どの劇も毎年同じだから正直言って他の子のを見るのは苦痛以外の何ものでもない。セリフは棒読みだし、子供によってはよく聞き取れないし、ストーリーはわかりきっているし・・・もう少し工夫してほしいものだと、アンケートにわざわざ欄を設けて書き込んできた。

 盛り上がっているのは何だかアメリカ人の先生たちと一部の親だけ。シャイな日本人は私も含めてああいう場で大きな声で声援などできやしない。民族性なのかアメリカ人たちの陽気さが羨ましく思えた。どうせだったら、娘にもああいう陽気さも一緒に吸収してもらいたいものである。せっかく「外国人にも発音しやすいように」と考えた名前にしたのだから、物怖じせずにコミュニケーションできるようになってほしいと思う親心である・・・

      
【本日の読書】
なし


      

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