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鍋の美味しい季節、東京電力が運営する生活情報リサーチサイトが以前行ったアンケート調査による鍋料理の人気ランキングは以下のようになっていた。
総合1位 キムチ鍋 男性1位 すき焼き 女性1位 キムチ鍋
2位 寄せ鍋 2位 寄せ鍋 2位 寄せ鍋
3位 すき焼き 3位 キムチ鍋 3位 水炊き
4位 水炊き 4位 水炊き 4位 すき焼き
5位 湯豆腐 5位 湯豆腐 5位 しゃぶしゃぶ
男性の1位から3位までは僅差であったのに対し、女性のキムチ鍋(チゲ)は大差での1位。辛いものが嫌いな私としてはキムチ鍋だけは食べたいと思わない・・・
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丸の内。改修工事中の東京駅前にずらりと並ぶタクシー。客待ち時間を潰すタクシーの運ちゃん(最近では女性も多い)たちだが、スポーツ新聞を読んでいたり、本を読んでいたり、ぼーっとしていたりと様々だ。最近はリストラで転職する人も多いらしいから、ちょっと前までスーツを着て私みたいに足早に歩いていた人もいるかもしれないと想像したりしてみる。かつて父は「食べていけなくなったらタクシーの運転手でもやろうと思った」と私に語ってくれた事があったが、今はタクシーの運転手も楽ではないだろうと思う。
ふとドアの窓を見ると様々なステッカー。クレジットカードOKは最近よく見かけるが、今日は「ETC搭載」というのを見かけた。何か意味があるのかと考えてみたら、「1,000円高速か」と思い至った。高速料金は客持ちだ。ならばETCがあった方がお客さんの払う負担が少ないという考えなのだろう。自分たちが得するわけではないので、これも顧客サービスだ。こうして各社が顧客サービスを競っているわけだが、それもこれも不況で顧客が遠のいているためだろう。不況もサービス改善という点ではメリットもあるわけだ。
皇居の近くでは一眼レフカメラを持った若い女性を見かけた。何よりも赤いカメラが目を引いた。最近ちらほらとカラフルなカメラを抱えた女性を見かける。
かつては一眼レフのような重厚なカメラは男性の専売特許のようなイメージがあったが、最近は性能がアップして素人でもそこそこの写真が撮れるようになったせいか、こうしたカメラを持っている女性も多く見かけるようになった。そしてやっぱり女性からすると黒一色の無愛想なカメラよりカラフルな方が「かわいい」となるのだろう。そうした消費者心理を見越しての製品開発なのだろう。最近は特に「デザイン」が商品の売れ行きを左右しているそうだが、改めてそんな実感を持った。どれくらい売れているのか知らないが、赤いカメラはなんとなく欲しい気がした。
帰り道、立ち並ぶブランド店を眺めながら「このご時勢に果たしてどのくらい売れているのだろうか」と考えてみた。景気が悪いと言われつつも、こうしたブランドショップは高い家賃を支払えているわけで、という事は買う人がそれだけいるという事。まあよその人の事はともかく、働ける事に感謝しつつ、明日も地道に働こうと思ったのである・・・
【本日の読書】
「奇跡のリンゴ」石川拓治
「永遠の0」百田尚樹
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