毎年誕生月の6月に受けている健康診断。ここのところ、何かと“引っ掛かる”ようになってきているが、今年は何と「肝機能障害の疑いあり」となってしまった。普段、酒はあまり飲まないだけに、「何かの間違い」だとは思ったものの、放置する度胸もない。そこで再検査に行ってきた。
最初に再検査の説明と血液検査。そして日を改めてエコー検査と、血液検査の結果を見ながらの医師の診察と決まる。その診察に病院に行く。覚悟して行ったが、やっぱり何とも言えないのが、「待ち時間」。事前に予約をしていったのに、やっぱり長い待ち時間。
最初のエコー検査は予約通りの時間に終わる。そして医師の診察を待つが、エコー検査から診察の予約時間まで30分の間隔。さてそろそろ呼ばれるかと思いながら、待つことさらに40分。何とトータルで1時間10分も待たされることになってしまった。まぁ最初の30分は予定通りだから仕方ないとしても、予約したのに40分待ちはないんじゃないかと言いたくなる。
そんなイライラを感じていたのは、どうやら私だけではなかった。途中で看護師に喰ってかかるご高齢の方が約1名。やっぱり、予約しているのに何でこんなに待たされるんだと不満の声が聞こえてくる。それはそうだと頷きながら、やり取りに耳をすます。だが、文句を言って早まるものでもない。文句を言っても仕方ないと諦めたのか、やがて抗議も終わる。覚悟して本を持って行ったわけだし、まぁ良い読書タイムだと思うしかない。
それにしてもなぜ病院というところはこんなに待ち時間が長いのだと、疑問に思う。本も読み疲れたこともあって、暇に任せてあれこれと考えてみる。いろいろと原因はあると思うが、今回のケースに限れば、最初のエコー検査までは予定通りなわけだし、となると原因は「医師の診察の遅れ」だ。見たところ、何人かの医師が予約患者と新規の患者とを順番に受け付けているようである。診察時間もせいぜい平均で5分程度ではないかと思うが、もちろん人にもよるだろう。当日の新規患者がどのくらいいたのかはわからないが、ある程度予約患者優先にしてもいいような気もするが、実務的にはやはり実際の現場を見せてもらわないとわからない。待合室はぎっしりだったから、やっぱり時間がかかるのはやむを得なかったのかもしれない。
それにしても、待合室は高齢化社会の縮図。もう50を過ぎた我が身ながら、待合室の中では“若手”だ。国の医療費負担が大変だというのも納得だ。診察室もフル回転といったところだし、働いている人たちもなかなかストレスフルなのではないかと思われる。待ち時間ぐらいで、不満を持つのも悪い気がする。
さて、検査の結果はシロ。どうやら検査の前夜酒を飲んだのがいけなかったようである。お付き合いでやむを得なかったとはいえ、時間と費用とで高くついたお酒だったことになる。来年は、万全の態勢で臨もうと思うのである・・・
【本日の読書】
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