2年前は宇都宮。
昨年は月島もんじゃ。
我が家のGW恒例となりつつあるグルメツアーであるが、今年は浜松餃子ツアーに決定。「やっぱり東の宇都宮を制したあとは西の浜松じゃない?」との我が家のグルメ族の意見に従った次第である。
まあ新東名高速も一度利用してみたかったし、ちょっと遠いけどGWだし、ドライブを兼ねていいだろうと家族の意見も一致。その新東名であるが、渋滞は御殿場で解消したため、スイスイと快適なドライブ。道路がゆったりと作ってあるのだろうか、スピードを出している感覚がまるでなく、我が家の警報機である妻も珍しくスピードに何も言わない。それどころか、自ら110キロ以上出して運転していても平気な顔をしていたくらいだから、何か工夫がされているのかもしれない。
現地に到着したのは昼過ぎ。渋滞でスケジュールが少し狂ってしまった。事前にグルメランキングをいくつかチェックして、全部で4店を回る。最初に訪れたのは“石松”。されど1時間半待ちという状況で、時間も惜しく、断念して“豚猿”へ向かう。
「初代G1を制した店」という触れ込みであったが、残念ながらどうもパンチ力が弱い。おいしい事はおいしいのである。だけど、こちらはわざわざ東京からその為だけに来ているわけで、宇都宮レベルと比べてしまうと弱い。その昔は食べ物にあれこれ言わず何でも黙って食べていた私であるが、妻と結婚して以来舌が肥えたようで、こういう味感覚もいつのまにかついていると自覚。
続いて“福みつ”へ移動。待つ事約40分。ここは皮が特徴的。さらに“むつぎく”。ここは小ぶりで、野菜中心。だんだんとレベルが上がっていく感じ。そして最後に訪れたのが、昼間断念した“石松”。
あちこちのグルメ大会を制している有名店だそうで、お待ちも半端ではない。最後だから腰を据えて待つ事1時間半。その甲斐あってか、ここが一番おいしかった。少し甘みがあって、「皮と中身とのバランスが一番良い」(我が家のグルメ大臣評)。宇都宮の名店に対抗しうるレベルだった。
難を言えば、店舗運営だろうか。メニューが餃子だけの割には待ち時間が長すぎる。外の駐車場も3ヵ所の連絡がうまくできていないようだし、妻の観察によれば案内の手際も悪かったようである。まぁそれでも駐車場の誘導員をしていたおじいさんは、気の良い田舎のおじいさんという感じで悪い気はしなかったが、少しアドバイスをしたいところだった。
東京でおいしい餃子というと王将くらいしか知らないし、それから比べると4店それぞれ個性があって良かったが、最後の石松はともかく、やっぱり「餃子は宇都宮」というのが我が家の結論。2年前の宇都宮では早々にギブアップした長男も、今回は最後までしっかり食べていた。家族4人で食べた餃子の総数は144個だった。
さて、早くも「来年はどうしよう」という声が上がる。東名高速の途中で目にしたのは「富士宮」。まずは「富士宮焼きそばツアー」が候補に上がった。まあ来年までゆっくり議論をしていく事になるだろう。その前に、今年はもう少し走ってシェイプ・アップしようと思うのである・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿