突然同僚に「『マンマ・ミーア』観ましたか?」と尋ねられた。
私が映画好きと知ってか知らずかであるが、「まだですよ」と回答した。
始めは行きたいなと思っていたが、どうやら時間的に厳しそうだ。
同僚は実はアバが好きだったと言うのであり、しばしアバ談義となった。
「マンマ・ミーア」は映画が公開されているが、全編これアバの曲を散りばめたミュージカルである。
ストーリー展開にあわせて、そこにフィットするアバの曲を巧みにブレンドしていて絶妙な仕上がりの楽しめるお話だ。
私は劇団四季のミュージカル版を観に行ったのであるが、懐かしいアバのヒット曲も楽しめて、劇場も最後は総立ちであった。
アバについては昔から特別好きだったというわけではないが、何となく曲は好きだった。
それにこれまでの生涯で唯一行った事のあるコンサートがアバという「縁」もある。
(その時はアバ好きの友達に誘われて大枚叩いて日本武道館に行ったのだ)
私は総立ちコンサートが大嫌いである。
何でも座ってじっくり楽しみたいのだ。
だから最近のミュージシャンのコンサートにはまったく食指が動かない。
浜崎あゆみでもそうだし、例えフレディ・マーキュリーが生き返ってきたとしても、だ。
(いや、フレディ・マーキュリーだったら行くかな・・・)
30年前のアバのコンサートは座って楽しめたのだ。
良い時代だった。
それに気がつけばベスト版のCD(ABBA GOLD)だって持っている。
アバの曲は詩もわかりやすい英語だ。
だから中学生くらいの時でもなんとなく詩の意味もわかってよかったのだ。
今でも時折CDを聞いているし、車のオーディオにもコピーしてある。
ファンというわけではないのだが、なんだかいつも手元に置いておきたいのがアバである。
たぶんポップ・ミュージックデビュー時の入門編だったから、その原体験が遺伝子レベルに組み込まれているのかもしれない。
だからではないが、「マンマ・ミーア」はとっても楽しめた。
よくこういうものが創れるものだとその創造力と想像力に感心してしまう。
(最後の「総立ち」には閉口したが・・・)
何度観に行ってもたぶん飽きるという事はないのではないだろうか。
そのうち機会をつくって四季版を観に行きたいと思っているのである・・・
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