新年がスタートした。
例年は家族揃って元旦に初詣に行くというのが恒例のパターンだったが、今年は息子が野球チームの行事で一足先に初詣。妻と娘と午後に出かけたのだが、氏神さまの門前は見たこともない長蛇の列。例年は朝早く詣でていて気がつかなかったのだが、近所の小さな氏神さまなのに意外と皆さん律儀なのだと実感。妻と娘の意見で、やむなく今年は2日の日に改めて詣でることとした。
なんとなく「初詣は元旦」と思っていて、混んでいるくらいで翌日にするなんてと反発しかけたが、考えてみればそれも我が家の恒例のパターンであって、世間一般の決まりごとではない。何事も変化を受け入れる柔軟性が必要かもしれないと思い直す。いずれ子供達も成長し、巣立っていけば変わらざるを得なくなる。近い将来一人だけで詣でるようになるかもしれず、今からあらゆる変化を受け入れる準備をしておかないといけない。
娘は受験生ともあって、実家訪問は両方とも延期。私一人が息子のみを連れて我が実家に一泊する。これも今までにはなかったこと。素直についてくる息子も、考えてみればありがたい。何事にも感謝しようと思う三が日。
しかしながら、子供も大きくなると自分の世界がある。爺婆の話し相手をうまくこなして機嫌をとるなんて芸当はこなせない。ここぞとばかりに持参したおもちゃで遊ぶのに夢中。昨年はサンタさんに、今ハマっている「デュエマ=デュエルマスター」というカードゲームのカードをもらい、ご機嫌。普通は何人かで対戦するらしいのだが、相手のいない我が実家では、一人デュエマを満喫していた。
なにくれとなく孫の世話を焼く我が母親の姿を見ていると、もう少し孫と接点を持たせたいと思うのだが、息子も週末は野球が忙しかったりすると、なかなかそうも言ってられない。妻の実家には頻繁に里帰りしているのと比較すると、私の親はかわいそうな気もするが、如何ともしがたい。申し訳なく思うところである。
帰り道、息子と話しながらふと思う。昔からなんとなく疑問に思っているのだが、なぜ一年の始まりがこの時期なのだろうか。大掃除をする際、冷たい水で掃除するたびにそう思う。真夏は真夏で大変かもしれないが、この時期と比較してどうだろうか。まぁ寒いと身が引き締まるから、新しい年を迎えるにあたってはその方がいいのかもしれないと、北半球に身を置く身としては思う。
今日から仕事始めというのが一般的なのかもしれないが、我が職場は明日が仕事始め。この1日のゆとりが妙にありがたい。新しいスタートではあるが、決算まで3ヶ月のラストスパートでもある。感謝の気持ちを持ちながら、楽しく働きたいと思うところである・・・
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