先週の日曜日のラグビー大学選手権決勝戦。帝京大学が初めて日本一となったその試合、観客数は17,000人だったらしい。普通は30,000~50,000人くらい入っていたはずだが、今年は早慶明・関東学院などの人気校が残らなかったせいで、随分と寂しい限りだ。
個人的には両チームとも昨年から良い成績を収めてきていたし(東海大学は3年連続でリーグ戦優勝しているし、帝京大学も昨年度の対抗戦優勝校だ)、「出るべくして出てきた」感があるので抵抗感はない。学生など毎年メンバーが代わるわけだし、本当に好きなら強豪同士の決勝戦というだけで観る価値はあると思うのだ(事実、見応えある良い試合だった)。なのに観客が激減したという事は、今まで会場に足を運んでいた大半がミーハーファンという事なのだろうか。
それにしても両校とも外国人留学生が活躍していた。箱根駅伝でも目についたが、学生スポーツで留学生に頼るというのもどうかと思う(もちろんスポーツがメインでないというならわかるが・・・)。メジャー校には全国の強豪高校からどんどん選手が集まってくるが、それ以外の大学はこうした留学生を連れてこないとメジャー校に対抗できない、というものかもしれないが、それも問題あるなぁと思ってしまった・・・
週央に野球の殿堂入りが発表された。東尾に江藤慎一・・・なんだか懐かしい名前だ。野球に最も熱中していた小学生時代に活躍していた選手だ。今頃になって殿堂入りだって・・・
しかも今回落合が落ちている。球史に残る屈指のバッターでさえ殿堂入りできていないというのもなんだかなぁと思ってしまう。ファンが忘れかけた爺さんたちを選んでどうするというのだろう。江川や落合や桑田といった、まだプレーが記憶に残っている選手をどんどん選んでもらいたいと個人的には思うのだが・・・どうにもよくわからない世界である。
先日遅くに帰宅した際、近所でパトロール中のおまわりさんを見かけた。寒い中自転車に乗っていた。「ご苦労様です」と声をかけようかと思ったが、タイミングを逸してしまった。考えてみれば家の近所でこうしてパトロールしてもらえるというのはありがたい事だ。何よりそこにいるだけで防犯効果は抜群だ。おまわりさんというとつい駐車違反とかスピード違反の切符を切られたりとかで、あまり良いイメージを持たれていない気がする。しかし、全国各所に交番があってこうしてパトロールをしてくれているからこそ、我が国の治安は優れて良いのだと思う。もっと感謝の気持ちをもってもいいのでは、と感じた。今度はタイミングを逸する事なく、声をかけたいと思う。
さて、週末だ。ゆっくりと英気を養いたいと思うのである・・・
【本日の読書】
「奇跡のリンゴ」NHK
「逆説の日本史16」井沢元彦
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