2013年9月21日土曜日

ラグビーシーズン到来

 いよいよ今年もラグビーシーズン到来である。全国各地で熱戦が繰り広げられているのであろう。我が母校の大学も夏合宿を終えた現役部員が先日初戦の明治学院大学戦を終えたが、残念ながら敗れてしまった。我々の現役の頃からであったが、明学は選手を集めており、そうなると哀しいかな受験と言う制約のある我々国立大学はなかなか太刀打ちできない。昔は難なく勝てた相手だが、そんなところで差がついてしまうのである。

 そのうち母校の応援に馳せ参じようと思っているが、取りあえずは週末のテレビ観戦だろう。もちろん、我が母校のではなく、もっと上の一流チームの試合である。先週末は慶応vs筑波戦を堪能した。この時期、ケーブルテレビでは、Jスポーツにチャンネルを合わせると、何らかのラグビーの試合を観る事ができる。大学に社会人に海外にと、選り取り見取りという感じである。

 ラグビーの試合なら何でもいいのかというと、確かに大学なら対抗戦グループだし、社会人ならサントリーなどのメジャーチーム、海外なら南半球3カ国や、6か国対抗などの試合が良いのだが、それ以外の試合でもふと見かけると、ついつい観てしまう事がある。要は何でも良いとも言える。今年は大きな大会などはないが、週末はあれこれと試合を楽しみたいと思う。

 国内の試合では、そろそろ昔一緒にラグビーをやっていた先輩や後輩の子息が第一線に出てきている。中学・高校・大学とそれぞれのレベルでラグビーをやっていて、中には花園出場なんていう「鷹が鷹を生んだ」親子もいたりする。我が家も息子にやらせて、せめて「トンビ親子」くらいにはなりたいと思うのだが、小学校2年の息子の反応は今一。

 洗脳作戦として、しばしばテレビ観戦に参加させるのであるが、「痛そう」という感想が一番に来る。どうやらぶつかり合いの格闘系は、苦手意識を持っているらしい。今度母校の試合観戦の際、一緒に連れて行こうかなどと考えているが、誘っても色よい返事が返ってこない。まぁ少しずつ興味を持たせようと思う。

 他の人たちはどうしているのだろうと思ってみたりする。たぶん、小さい頃の訳もわからないうちに始めさせてしまうような気もする。ラグビースクールなどに放り込めば、必然的に「やるのが普通」という感覚になっていくだろう。そうすれば、あとは勝手に伸びて行くのではないかと思う。

 自分の子供時代を振り返ってみても、小学校低学年の時には、親の言うまま習い事に通ったものである。書道もそうだし、水泳もそうだし、野球もそうだった。高学年になると、英語は友達が行くというのでその気になったが、塾は拒否した。そういう自我が出てくると思う。英語は、肝心の友達はすぐ辞めてしまったが、真面目な私は一人で1年くらい通った。ただ、ジャパニーズ・イングリッシュだったので、中学で辞めてしまったが・・・

 訳のわからないうちに始めさせてしまう、というのもいいかもしれないが、やっぱり野球もやらせたいと思うし、どうしても洗脳しようとまでは思わない。自然に興味を持って始めてくれたら嬉しいくらいだろうか。私自身、高校に入った時は、ラグビーなど興味の欠片もなかったのである。興味のない人の気持ちはよくわかる。まぁ焦らず無理せず。

 それより親子のコミュニケーションをしっかりと取りたいと思う。キャッチボールに運動会のかけっこの練習に。季節もいい感じになってきたし、息子とは男同士、一緒の時間を多くとっていこうと思うのである・・・

【今週の読書】

スタンフォードの自分を変える教室 スタンフォード シリーズ - ケリー・マクゴニガル 新装版 風の果て (下) (文春文庫) (文春文庫 ふ 1-56) - 藤沢 周平





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