2009年9月23日水曜日

ワンストップレジャー

「暑さ寒さも彼岸まで」
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秋の味覚狩りとしてぶどう狩りに行ってきた。行ったのは秩父にある小松沢レジャー農園。2年前に初めて行き、今回は2回目である。

 ここは「レジャー農園」という名の通りのところである。主目的はぶどう狩りであったが、時期によってはイチゴ狩りもできる。またそれ以外にも「マスつかみ」「マス釣り」「しいたけ狩り」「そば打ち」「芋ほり」といろいろなメニューが揃っている。お客さんはその中から適当にチョイスしてもいいし、セットで楽しむ事もできる。まさに「レジャー農園」である。

 味覚狩りの最大の欠点は、なんといっても「時間」である。食べ放題といっても制限時間があるし、なくても食べられる量には限りがある。いきおい午前中で終わってしまうのが普通であり、それが難点である。残りの時間をどう過ごすか、親としては悩ましい。

 その点、この小松沢レジャー農園ではその他の楽しみがある。実際我が家もぶどうで満腹になったあとはそば打ちをした。そば粉を練って伸ばして切ってという作業は子供たちには新鮮な「遊び」であったようで嬉々としてやっていた。昼食はもちろんそのそばである。

 マスつかみでは川の一部を囲った中でマスを放してそれを追いかける。始めはマスの素早い泳ぎについていけない子供たちも30分も格闘するうちになんとか捕まえるのに成功する。それをすぐに塩焼きにして食べられる。全部終わると夕方のちょうどいい帰り時間。
一日過ごせるので親としてもありがたい。

 そういえばラウンドワンというレジャー施設が今あちこちにできている。ボーリング場を主としてバッテイングセンターやゲームセンターなどいろいろな施設が併設された施設である。ここもあれこれと盛りだくさんなメニューが受けているようである。

 ショッピングでも一箇所でいろいろ買い揃えられる「ワンストップショッピング」がもてはやされているが、レジャーでもこうした「ワンストップ」機能は確かに便利である。農家という非常に利幅の薄い商売もこうして組み合わせて、観光客を引き止められればそれなりに利益も確保できるのではないだろうか。商売は何でもアイディアと工夫次第だとやっぱり思うのである・・・

 
     
     

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